「ねーねー、ママー」
「あのね」
「ママ、今日ね」
と娘たちが話し出す時には出来るだけ手を止めて話を聞くようにしたい、
と思っています。
長女むーちょを産んですぐ、慣れない育児にオロオロする毎日だったのですが、
戸惑う事の一つに、今やっている事を途中で止めなければいけない、
というのがありました。
洗濯物を干そうとしていても、むーちょが
「うえーーん💦💦」
と泣きだせば、洗濯物を放り出して抱っこ。
それは料理をしているときも、掃除をしている時も、シャワーを浴びている時も
寝ている時も、本を読んでいる時も、とにかく24時間ずっと同じで
とても辛かった思い出があります。
何が辛いって、
1つ1つの作業が全部中途半端になることなんですよね。
それに、とにかく自分のペースでは何も出来ない、という事にストレスを感じていました。
濡れた洗濯物がグシャグシャのまま放置されるのも
切っている途中の野菜と、まな板包丁が放置されているのも
髪がビショビショのまま2時間抱っこが続くのも
3時間連続で眠れないことも
子どもを産んで初めて起こったことでした。
与えられた時間の中で、自分のペースで順番で、想い通りにやってきたのに
突然全部が乱されるようになったから
いつもモヤモヤ、注意が散漫になって
「もう嫌っ😢😢」
「誰か~助けてぇ🔊」
と途方に暮れていたんだと思います。
でも、少しずつ娘も私もお互いに眠れる時間が増えてきた時に、
ふと思ったんですよね
別にむーちょは私を邪魔したくて泣いてるんじゃないんだよな~
って。
こんな当たり前なことを思えないくらい
むーちょの鳴き声にビクビクしていました。
だって、むーちょの泣き声は
この世で一番心が締め付けられる音だと思っていましたからね 笑
泣かせちゃいけない
早く泣き止ませなきゃ❗❗
と、いつも緊張していたんです。
でも彼女は生まれてきたばっかりで、この世界なんて初めてですから、
私の気づかないような少しの風にビックリしているのかもしれないし、
なんだか泣きたい気分なのかもしれない。
聞いた事のない音に不安になったのかもしれない。
言葉を知らない彼女の心の中がどうなっているのかなんて
母親である私にもサッパリ想像できません。
むーちょだって、私が掃除してるのか、料理してるのか、寝てるのかなんて
サッパリ想像できていないんです。
お互いに全然分からないけど、少しづつコミュニケーションが取れるようになっていく。
何となくお互いの様子を見て、良い具合に生活出来るようになっていきます。
子どもと居ると、人間って本当に不思議で面白いなぁと思ったりもします。
10月10日も一緒に居たのに、子どものことなんて本当には何も分からない。
むーちょの言葉に驚くことも沢山あるし、
オチョビの行動が不思議な事も沢山あります。
でも、人間が成長していく様子をこんなに身近に見れるなんて、
本当にすごい体験をしているな、と思うんです。
だから、彼女たちが「ねぇねぇママ」と言い出すと
何を言い出すんだろう❓❓❓と少しワクワクする自分がいたりして 笑
最近オチョビも沢山言いたい事があるらしく、
むーちょの話をじっくり聞いてあげられないのが悩みでした。
そこで、運動会の振り替え休日だったむーちょとパフェデートへ💕
パフェに目を輝かせるむーちょと話していると、
(へ~そんな風にかんじるんだねぇ)と思う事もあったりして、
ゆっくり話せる間は大事だなと再確認しました。