さて、ここからはどんどんカッコいい談春になりますから気をつけて
志らくの話を聞いて、腹を立てて師匠の家に向かう談春のカッコイイこと!

もうコレなに?!家に入る前に恐い顔してチラッとこっち見るんです!
私的に今回イチの談春ですね、参りました

でもいいシーンはここからです
怒鳴り込んてきた談春に、師匠が「ヤキモチすなわち嫉妬とは何か」を語るシーン
志らくの落語を少し聞いただけで「こいつ上手い」ってなる談春

談春が嫉妬するくらい上手い落語を、岳くんがほんの一節で表現してみせたから、この後の師匠の話しが生きてくる
志らく役を芸達者な岳くんがやってくれて、すごくドラマに説得力が出たなと思います。
談志「おのが努力、行動を起こさずに、相手の弱みをあげつらって自分のレベルまで下げる行為
それを嫉妬と言うんです。
本来なら相手に並び、抜くための行動、生活をすればそれで解決するんだ
しかし人間はなかなかそれが出来ない。
嫉妬してる方が楽だからな」

談志「でもな、よく覚えとけ。
現実は正解なんだ。
時代が悪いの、世の中が悪いのと言った所で、状況は何も変わらない
現実は現実だ。
その現状を理解し分析しろ、そこには必ずなぜそうなったかという原因がある
それが認識出来たら、後は行動すればいいんだ
そういう状況判断も出来ないようなヤツを、俺の基準では『馬鹿』という」
階段の影にいる談春の方をみて、この『馬鹿』のとこを言うのがね

ここで音楽が忌野清志郎なのもズルい

『現実は正解なんだ』
このドラマで一番印象に残った台詞です。
まるで自分に言われたように感じたのは台詞の力もあるけど、言われた談春の切ない表情に共感したのも大きいと思う
二宮さんのお芝居にはそういう力がある。

築地での修行を落語に活かすことを始めた談春の表情は清々しい
社会を知らなければ、社会で一生懸命生きる普通の人々を描いた落語を本当に理解することなんて出来ない

そしてちゃんと一年築地で頑張って戻ってきた談春を迎えるように咲く桜

この師匠の家の桜の木はドラマでも何度か出てきます。
実際に師匠が住んでいたこの家を改築する様子をテレビでやってたんですが
実はこの桜の木は談志さんが大切にしていたもので、遺骨の一部も散骨されているそうです。


家は桜の木をそのまま活かして改築され、志らくさんが後を取って住むということでした。

実際の書斎も勉強家だった談志さんらしく棚には落語の資料がギッシリとあり
変わり者の所もあっただろうけれど、人一倍落語を愛し我流を貫いた人だから、人々から愛されたのかなと思います。
入ってすぐ階段があるとことか、家の作りも色々とドラマは似ているなぁと思うとこも多くて
そういう所にもこだわりというか愛情を持って作ったドラマのように思いました。

一年ぶりに戻ってきた談春の顔が凛々しくて、築地修行で得たものが伝わってくる。
いい顔するな、まったく

ここも良かった

このお風呂屋のシーンはまったく予想外ですっかりやられました
どうせ談春は可愛い七三坊やでしょ、なんて雑誌のビジュアルからたかをくくってドラマを見始めた私は
いい意味で徐々に裏切られていき
ついにはこんな男臭いとこ出して来るなんて、反則技だよ、まったく!

いやいや、もう大歓迎でしたけどね、ありがとうございます

人間に余裕が出来てきた談春は、他の前座仲間たちの気持ちも思いやれるようになっていく
みんな様々な悩みを抱えながら落語家を目指していた。

もっとお話を広げられる要素がたくさんあって、なんか単発ドラマでやるのが勿体ないくらいだったけど
その美味しい所をギュッと詰め込んだドラマになっていたのも確か
まだまだその③へ続きます
森湖さん、コメントありがとうございます
いいね!やペタを下さるみなさんもいつもありがとうございます