今回はもうほとんど特別枠っぽく北岡について、なんですが、書き終わってふと
文字数カウントしてみたら以前のディケイド本編考察?を軽く抜いていて軽く引きました。
そういえばなんだかそのディケイドの考察などを求めて覗いてくださってる方が
ちらほらいらっしゃったみたいなんですが、ご期待に沿えてなかったらすみません、
というか結構なこじつけ論だと自分でも思ってるので、あくまで「もしこうだったら
納得できるところもあるよね」レベルに読んでいただけると幸いです。
それから一番好きなライダーのところでゾルダの造形やらに触れてなかったような
気がするんですが、「注文していたR&Mが届いた日にテンション上がりすぎて
二時間かけてフル装備+ポーズ付けやってました」、ぐらいの記述に留めておくことにします。
で、本題。
23、北岡について語って下さい。
北岡さんや吾郎ちゃんについてはネットやwikiで知った事前情報が多すぎて、
(未見の状態で「吾郎ちゃんの顔が見えないよ」まで知っていたのはどうかと思う)
神崎周りや最終回については「だからこそわかったこと」も多かったんですが、
事務所関連は「だからこそ見えなかったところ」が多かったような気がします。
特に前半の思いっきり悪役っぽい北岡に対して「実は良い人」フィルターを
かけすぎていたり。なので、最初から好きキャラとして注目していたわりには
二周目の描写を新鮮に楽しめるというちょっと変わった体験をしました。
で、私にとっての北岡というキャラの良さ、というのを改めて考えてみると、まず
あの全身から出てる、どうにも憎めないハッタリ感のような気がしています。
社会的に見たら相当な勝ち組でお金には汚い、でもそんなガツガツしたところは
見せず、悪いことをそうと知って「だから何?」とでも言わんばかりに余裕で
やってみせ、だからといって冷酷さに人間味を失ってるわけじゃない。
むしろ欲望という人間の泥臭さを難なく肯定出来てしまう人、という。
(個人的にそこらへんの「キャラの気持ちよさ」を初登場から惜しげもなく
出しているのもポイント高いです)
で、傍目には人生を謳歌して、自信を裏付ける実力もあって、でも単に良い人では
ないからあの世界には北岡を気に食わないと思ってる人は大勢いるんでしょうけど、
視聴者にはまた違った情報、彼の病気や吾郎ちゃんの存在があるものだから
その分北岡の弱さなんかも知れちゃうわけですよね。そういう裏表があって
接する人によっては色んな側面が見られるところ、基本飄々として冷静で策士キャラなのに、
それが思い切り崩れたりしても(「キャラがブレてる」じゃなくて)「人間臭い」と思えるところ、が、
特に好きなのかもしれません。
30歳という年齢設定も、不治の病と知って自暴自棄になるだけ若くもなく、とはいえ全て
達観できるほどに老いてはいない、今一番生きていたいだろう年齢ってことで、悲しいくらいに
説得力がある気がします。
そして、やっぱり「北岡」やその周りの人を語る上で外せないのは、彼がライダーに
なった理由であり、片腕たる吾郎が彼に尽くすようになった原因であり、彼にまつわる
ストーリー上で常にちらついていた「不治の病」なのかな、と思っています。
北岡が他のライダーとは何が一番違うかって、「ライダーになって」勝ち残らなければ
「死ぬしかない」ってところだと思うんですよ。他のライダーは「一回ライダーになったから」
戦わなければ生き残れないわけで、その前提からしてちょっと異色。しかもそんな
誰より差し迫った事情を持っておきながら短慮な行動は決してしないという。
そもそも「人を守りたい、ライダーの戦いを止めたい」という真司に一番精神的な
ダメージを与えられそうなのは北岡自身のその境遇ですよね。「俺はこうでもしなきゃ
死ぬしかないんだ」なんて言われたらどれだけ悩むよ真司っていう。
でもそういう目に見える「必死さ」は出さず、むしろ反対に「必死になって」浅倉を
ひき殺そうとした吾郎を「止める」方だった、というのが北岡の持つ
(他ライダーと比べての)個性、甘さ、もしくは善さなんじゃないかと。
そこらへんは既にファンコレなどで役者さんたちがお話してらっしゃるので
割愛(これで?)しますが、そのへんの「もうこの人ある程度最初から『死』ってものを
受け止めて(not受け入れて)んじゃないの?」感というか、あがきたいのだろうけど
あがけてない切なさというか、さりげなく見える器の広さなんかも好きです。
で、次は(次は?)そんな人じゃないとまず吾郎ちゃんを側に置けないよな、という
お話なんですけど。
ネットとか見てると未だに「北岡ってなんで吾郎ちゃんの弁護引き受けたの?」
な疑問が話題に上がっていたりしますよね。それはそもそも二人の出会いが詳しく
描かれてはないし裏設定としてどこかにあるわけじゃないんで当然のことなんですが、
ただわかっているのは「吾郎が巻き込まれたつまらない傷害事件の弁護を担当したのが
北岡で、そのせいで検査が遅れ、病状が後戻り出来ないところにまで悪化した」ぐらい。
で、「その責任を感じた吾郎が秘書に」という話になってると思うんですけど、
それだけだと「何故お金のにおいがしなさそうな弁護を?(国選で云々かんぬん?)」と
「担当弁護士だからって相手の病状まで知れるものなのか?」という疑問が付いて回るので、
私はそれ以前に二人に何らかの交流があったものと脳内補完することにしました。
それも含めると、吾郎ちゃんはある程度当時から親しかった相手(しかも弁護してくれた恩人)
を死病に至らしめちゃったんじゃないか、というすっごく重い十字架を背負ってるわけで、
しかも自分のせいで死にゆく(という負い目がある)人の面倒を一番近くで見る、というむごい
選択をしちゃってるわけで、それで何がしんどいかって言うと、北岡も北岡でしんどいと
思うんですよ。
何より自分が死んでしまうもう取り返しのつかない原因に関わってる(と相手が思っている/いた)
わけですから、もしこれが他の人だったら吾郎ちゃんを避けるようになってもおかしくないところ
ですよね。
それを北岡は「自分の責任だから」と受け入れ、かつライダーとして苦境に立たされているときでも
「吾郎ちゃんは悪くない」というフォローまで入れちゃって、しかも少し言葉を間違ったら
ネガティブになりそうな要素たっぷりなのに毎日面白おかしく二人で生活出来てる、というのは
北岡さんの器(とそれに応えられる吾郎ちゃんの存在)がなければ出来ないよな、と、
そこらへんに二周目辺りで改めて気づいて、北岡先生の株が大暴騰した覚えがあります。
で、浅倉絡みのところはまた次回語るとして、あとは令子さんとかめぐみとか…。
この二人と事務所組(特に北岡・令子ラインと新旧秘書ライン)の描写はもっと観たかったなあ、
と思いつつ、あれぐらいだったからこそあの最終回だよなあ、とも思っているので複雑です。
とりあえず、さりげなく令子さんを守っていた先生と、令子さんと話しているときの楽しげな
(ある種気の抜けた)先生の様子は良かった。だからこそ(ネタバレを知ってはいたけれど)
最後の最後にル・クロックで北岡を待つ令子さんの様子を見たときは泣けたし、そのことを
知らないまま北岡は逝ってしまったんだな、と意識したときには本当に泣いてました。
あの辺りは今までずっと見守るだけだった吾郎の死闘やら浅倉の「何故だ」やら考える分には
いろいろ忙しいはずなんですけど、最初はただただ送られてくる映像に圧倒されてたように
覚えています。
(令子さん自体については、「有能」というより先生の「あなたは一流のジャーナリスト
たらんと無理をしている」が当てはまる描写ばっかりだったのが残念かなあ…。つっかかる
美人だからこそ先生が追うようになったとは思うんですが、もっと「かっこいい」活躍を
見たかったです)
めぐみは最初レギュラー化と知って「えぇ!?」と思ったクチなんですが、ギャグ回の
はっちゃけ具合とか、「仕事に生きるから!」とか言っておきながらいざ北岡に島田が迫ると
咄嗟に「私の…!」と口に出しちゃうところとか、それでいて最後は令子さんに北岡と
会うようそっと後押しするとか、そこらへんが憎めないというか(かわ)いいなあと思ってます。
北岡の病気や死を知ったときはどうしたんだろうな、と考えるときもありますが、
それはどちらかというと脳内妄想で二次創作の類になってしまうしなあ。
…リアルにここまで目を通していただいてる人なんているのでしょうか(ありがとうございます)、
と思いつつ、とりあえず今吐けるだけのことは語れたのでここまでにします。
あとこれは完全な余談ですが、涼平さんカレンダーって壁掛けと卓上でほとんど内容
違うんですね!めっさ今更ながら知ってしまって卓上しか持ってない自分が恥ずかしい…。
(時期的に郵便受けに入れられる可能性が高かったので!)
これは来年に向けて(というか今からだと確実に年明けですが)追加で申し込むべきなのか。
ともう既に12月として飾ってあるカレンダーを見つつ考え中です。
文字数カウントしてみたら以前のディケイド本編考察?を軽く抜いていて軽く引きました。
そういえばなんだかそのディケイドの考察などを求めて覗いてくださってる方が
ちらほらいらっしゃったみたいなんですが、ご期待に沿えてなかったらすみません、
というか結構なこじつけ論だと自分でも思ってるので、あくまで「もしこうだったら
納得できるところもあるよね」レベルに読んでいただけると幸いです。
それから一番好きなライダーのところでゾルダの造形やらに触れてなかったような
気がするんですが、「注文していたR&Mが届いた日にテンション上がりすぎて
二時間かけてフル装備+ポーズ付けやってました」、ぐらいの記述に留めておくことにします。
で、本題。
23、北岡について語って下さい。
北岡さんや吾郎ちゃんについてはネットやwikiで知った事前情報が多すぎて、
(未見の状態で「吾郎ちゃんの顔が見えないよ」まで知っていたのはどうかと思う)
神崎周りや最終回については「だからこそわかったこと」も多かったんですが、
事務所関連は「だからこそ見えなかったところ」が多かったような気がします。
特に前半の思いっきり悪役っぽい北岡に対して「実は良い人」フィルターを
かけすぎていたり。なので、最初から好きキャラとして注目していたわりには
二周目の描写を新鮮に楽しめるというちょっと変わった体験をしました。
で、私にとっての北岡というキャラの良さ、というのを改めて考えてみると、まず
あの全身から出てる、どうにも憎めないハッタリ感のような気がしています。
社会的に見たら相当な勝ち組でお金には汚い、でもそんなガツガツしたところは
見せず、悪いことをそうと知って「だから何?」とでも言わんばかりに余裕で
やってみせ、だからといって冷酷さに人間味を失ってるわけじゃない。
むしろ欲望という人間の泥臭さを難なく肯定出来てしまう人、という。
(個人的にそこらへんの「キャラの気持ちよさ」を初登場から惜しげもなく
出しているのもポイント高いです)
で、傍目には人生を謳歌して、自信を裏付ける実力もあって、でも単に良い人では
ないからあの世界には北岡を気に食わないと思ってる人は大勢いるんでしょうけど、
視聴者にはまた違った情報、彼の病気や吾郎ちゃんの存在があるものだから
その分北岡の弱さなんかも知れちゃうわけですよね。そういう裏表があって
接する人によっては色んな側面が見られるところ、基本飄々として冷静で策士キャラなのに、
それが思い切り崩れたりしても(「キャラがブレてる」じゃなくて)「人間臭い」と思えるところ、が、
特に好きなのかもしれません。
30歳という年齢設定も、不治の病と知って自暴自棄になるだけ若くもなく、とはいえ全て
達観できるほどに老いてはいない、今一番生きていたいだろう年齢ってことで、悲しいくらいに
説得力がある気がします。
そして、やっぱり「北岡」やその周りの人を語る上で外せないのは、彼がライダーに
なった理由であり、片腕たる吾郎が彼に尽くすようになった原因であり、彼にまつわる
ストーリー上で常にちらついていた「不治の病」なのかな、と思っています。
北岡が他のライダーとは何が一番違うかって、「ライダーになって」勝ち残らなければ
「死ぬしかない」ってところだと思うんですよ。他のライダーは「一回ライダーになったから」
戦わなければ生き残れないわけで、その前提からしてちょっと異色。しかもそんな
誰より差し迫った事情を持っておきながら短慮な行動は決してしないという。
そもそも「人を守りたい、ライダーの戦いを止めたい」という真司に一番精神的な
ダメージを与えられそうなのは北岡自身のその境遇ですよね。「俺はこうでもしなきゃ
死ぬしかないんだ」なんて言われたらどれだけ悩むよ真司っていう。
でもそういう目に見える「必死さ」は出さず、むしろ反対に「必死になって」浅倉を
ひき殺そうとした吾郎を「止める」方だった、というのが北岡の持つ
(他ライダーと比べての)個性、甘さ、もしくは善さなんじゃないかと。
そこらへんは既にファンコレなどで役者さんたちがお話してらっしゃるので
割愛(これで?)しますが、そのへんの「もうこの人ある程度最初から『死』ってものを
受け止めて(not受け入れて)んじゃないの?」感というか、あがきたいのだろうけど
あがけてない切なさというか、さりげなく見える器の広さなんかも好きです。
で、次は(次は?)そんな人じゃないとまず吾郎ちゃんを側に置けないよな、という
お話なんですけど。
ネットとか見てると未だに「北岡ってなんで吾郎ちゃんの弁護引き受けたの?」
な疑問が話題に上がっていたりしますよね。それはそもそも二人の出会いが詳しく
描かれてはないし裏設定としてどこかにあるわけじゃないんで当然のことなんですが、
ただわかっているのは「吾郎が巻き込まれたつまらない傷害事件の弁護を担当したのが
北岡で、そのせいで検査が遅れ、病状が後戻り出来ないところにまで悪化した」ぐらい。
で、「その責任を感じた吾郎が秘書に」という話になってると思うんですけど、
それだけだと「何故お金のにおいがしなさそうな弁護を?(国選で云々かんぬん?)」と
「担当弁護士だからって相手の病状まで知れるものなのか?」という疑問が付いて回るので、
私はそれ以前に二人に何らかの交流があったものと脳内補完することにしました。
それも含めると、吾郎ちゃんはある程度当時から親しかった相手(しかも弁護してくれた恩人)
を死病に至らしめちゃったんじゃないか、というすっごく重い十字架を背負ってるわけで、
しかも自分のせいで死にゆく(という負い目がある)人の面倒を一番近くで見る、というむごい
選択をしちゃってるわけで、それで何がしんどいかって言うと、北岡も北岡でしんどいと
思うんですよ。
何より自分が死んでしまうもう取り返しのつかない原因に関わってる(と相手が思っている/いた)
わけですから、もしこれが他の人だったら吾郎ちゃんを避けるようになってもおかしくないところ
ですよね。
それを北岡は「自分の責任だから」と受け入れ、かつライダーとして苦境に立たされているときでも
「吾郎ちゃんは悪くない」というフォローまで入れちゃって、しかも少し言葉を間違ったら
ネガティブになりそうな要素たっぷりなのに毎日面白おかしく二人で生活出来てる、というのは
北岡さんの器(とそれに応えられる吾郎ちゃんの存在)がなければ出来ないよな、と、
そこらへんに二周目辺りで改めて気づいて、北岡先生の株が大暴騰した覚えがあります。
で、浅倉絡みのところはまた次回語るとして、あとは令子さんとかめぐみとか…。
この二人と事務所組(特に北岡・令子ラインと新旧秘書ライン)の描写はもっと観たかったなあ、
と思いつつ、あれぐらいだったからこそあの最終回だよなあ、とも思っているので複雑です。
とりあえず、さりげなく令子さんを守っていた先生と、令子さんと話しているときの楽しげな
(ある種気の抜けた)先生の様子は良かった。だからこそ(ネタバレを知ってはいたけれど)
最後の最後にル・クロックで北岡を待つ令子さんの様子を見たときは泣けたし、そのことを
知らないまま北岡は逝ってしまったんだな、と意識したときには本当に泣いてました。
あの辺りは今までずっと見守るだけだった吾郎の死闘やら浅倉の「何故だ」やら考える分には
いろいろ忙しいはずなんですけど、最初はただただ送られてくる映像に圧倒されてたように
覚えています。
(令子さん自体については、「有能」というより先生の「あなたは一流のジャーナリスト
たらんと無理をしている」が当てはまる描写ばっかりだったのが残念かなあ…。つっかかる
美人だからこそ先生が追うようになったとは思うんですが、もっと「かっこいい」活躍を
見たかったです)
めぐみは最初レギュラー化と知って「えぇ!?」と思ったクチなんですが、ギャグ回の
はっちゃけ具合とか、「仕事に生きるから!」とか言っておきながらいざ北岡に島田が迫ると
咄嗟に「私の…!」と口に出しちゃうところとか、それでいて最後は令子さんに北岡と
会うようそっと後押しするとか、そこらへんが憎めないというか(かわ)いいなあと思ってます。
北岡の病気や死を知ったときはどうしたんだろうな、と考えるときもありますが、
それはどちらかというと脳内妄想で二次創作の類になってしまうしなあ。
…リアルにここまで目を通していただいてる人なんているのでしょうか(ありがとうございます)、
と思いつつ、とりあえず今吐けるだけのことは語れたのでここまでにします。
あとこれは完全な余談ですが、涼平さんカレンダーって壁掛けと卓上でほとんど内容
違うんですね!めっさ今更ながら知ってしまって卓上しか持ってない自分が恥ずかしい…。
(時期的に郵便受けに入れられる可能性が高かったので!)
これは来年に向けて(というか今からだと確実に年明けですが)追加で申し込むべきなのか。
ともう既に12月として飾ってあるカレンダーを見つつ考え中です。