イタリアに行くとやりたくなること

カフェの立ち飲み!

 

カフェやバールのカウンターで粋に注文(笑)して、

隣人たちは地元の人たちだけ

一人で新聞を読みながらサッとエスプレッソを飲んで去っていく

私はそこでエスプレッソを味わって、そしてその雰囲気を味わう

 

写真はドゥオモが目の前にあるカフェのひとつで、

テラスは主に観光客で埋め尽くされていました

ちょっと高そうなカフェでしたが、

立ち飲みだと60セント(100円)

 

物価が上がっているとはいえ、

こういうところは変えないよ という粋な配慮なのかなと

思ったりしました

 

 

 

 

 

 

 

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週最後のレッスン

カリスマ先生、プリエからグランアレグロまで!

すべてショパンの曲を使ったんです

 

プリエ、タンデュ…とバーレッスンが進む中、

同じバーについた仲の良いお仲間と、

あれ?今日はすっとショパンだねと言いながら

 

Rond de jambesがBalladeのNo.4で(よく知られているNo.1ではない)、

感情はMaxに

そしてGrand BattementはEtude/革命・・・笑

 

 

この分だと、

センターもアダージョはきっとそうだと予想できましたが、

その後のセンタータンデュも、ピルエットも、

とうとう最後のグランアレグロまで・・・!

結局、All Chpin day だったのでした

 

先生が使った曲は一般的によく知られている、

ポピュラーなものではなくて、

ショパンファン好みの渋い選択ばかりで、

私は完璧にやられました・笑

 

センターはマニアック的(?)な超マイナーマズルカ曲が多くて、

振りを合わすと思っている以上にステップや回転が早くなるのですが、

ショパンマズルカ大好きな私、

それはもう乗ってしまいました・・・笑

 

まさかとは思ったのですが、

ついに最後の大ジャンプ系まで、すべてショパン

 

 

原曲に忠実で、

アレンジがほとんど加えられていないものばかりで、

でも練習には収まっていたので、

バレエレッスン用のものなのでしょう

そういうものを見つけるのも先生のセンス

 

 

レッスン中すべてが、

カリスマ先生のChopin作品となっで至福でした

 

 

 

 

カリスマ先生との時間は、

個人的にここ最近はBachのことで持ち切りだったので、

久しぶりのChopinに、

まるで揺り起こされたような感じがしました

 

Bachの曲ばかり(譜面が簡単という理由もあり・笑)

を考えていたけれど、

ピアノが来たらやっぱり、

ショパンもやり遂げようと思ったのでした

やり遂げたい曲は決まっているのです

 

 

 

 

 

私の中には何かものすごく強いものがあって、

そこがあるからバレエをやってきたこの15年の間、

まっしぐら でした(今も、もっと)

 

そこは誰にも邪魔されない、

誰にわかってもらえなくても、そんなことはどうでもいい、

きっと私だけの領域のようなものなのかもしれません

 

 

私がなぜバレエに関連することから、

ここまでの幸福感を感じたり、

満ち足りた気持ちになれるか、

という理由はここにあるのですよね

 

 

 

 

カリスマ先生というのは、

私のバレエの先生なのだけれど、

先生と出会った日から、

バレエよりも、音でつながってきた存在です

 

今こうして先生から、音と身体 を学べている事実

ずっと変わらない私の軸

幸せ という言葉以外何も見つかりません

 

音をあらわす ために、

私は なに をやるべきなのか

それを先生から学んでいます

 

 

 

 

実は去年末からBachの作品が続いていた頃、

先生に、私がバレエでやりたいことを、

自然と口にしてしまったんです

 

10年近く、

レッスン中バレエだけで会話していた先生に、

自分がずっと思い続けてきたことを言葉にして

 

そうしたら

流れがどんどん加速していきました

 

 

 

 

今はまだ主観的なことしかいえないけれど、

私の心はもっと自由になって、

音をあらわすことを、全身で、

そうしたい という思いを躊躇なく、出しています

 

今先生とやっているBachの作品レッスンでも、

どんどん自分が解放されていくことを感じています

 

 

カリスマ先生と、

本当に、こんなところまで来てしまった

と客観的に思う反面、

私の思い というのは、

誰に理解される必要はないほど強いもの

ということをあらためて感じています