数週前飛マレーシアから戻ったばかりだというのに、
どれだけ乗ってもわくわくしてしまう飛行機の旅
今回は自国からほんの一時間のフライト
同じヨーロッパでも国によって、
まったく違う絵が上空から見られるのが醍醐味
アルプスを越えて、
トスカーナ地方特徴的な風景が見えてきたこの数分後には到着です
あっという間に異国に来たというこの感覚
何度経験しても新鮮なワクワク感があります
フィレンツェ！
今からちょうど１０年前初めて来た私たちは二度目、
今回はまだ訪ねたことがないという夫の両親と企画した小旅行でした
これまでイタリアの主要な街々を訪ねましたが、
私はフィレンツェが一番印象的（好き）で、
こうしてまた訪ねる機会を持てて、
この小旅行を心待ちにしていたのでした
フィレンツェは主要スポットを訪ねるにはそれほど大きくない街で、
私たちも丸三日間どこに行くにも歩いて散策しましたが、
この小さな界隈にいったいどれほどの歴史、文化、芸術が、
凝縮されているのか！
今回あらためてどっしり感じたのはそういうことでした
イタリアがすごいのは、
ふと立ち寄る教会や広場や美術館、いたるところに、
偉人たちの膨大な傑作がさりげなくあって、
知識が増えれば増えるほど、
この国の文化芸術の奥深さを感じ取れることなのだと思います
だからこそ一年を通して世界からの観光客に溢れる国、
今年は特に“オーバーツーリズム”が予想される街の一つと思っていましたが、
６月ということもあるのか私が想像していたほどではなかったという感があります
英語圏観光客が圧倒的、アジア人グループは中国語、韓国語が主で、
日本人ツアーは一つも見かけませんでした
できるだけ早く円が回復することを願うばかりです
１０年前も主な聖堂や美術館は並んで入った記憶があったので、
今回はどうしても行きたい所だけは事前にチケット購入して、
効率よく見て回ることにしたのですが、
すでに一カ月先まで予約でいっぱいという場所もあったので、
早め早めの計画がよいと思います
知識が増えれば増えるほど見どころがありすぎる！と思える街
一つの聖堂を訪ねるだけで情報の山で埋もれてしまう・・・
こんな教会や美術館がいたる所にあるのだから、
一週間でも、一カ月でも、きっと住んでいたとしても時間が足りない！と、
感じてしまうのだろうなと思う
二度目のフィレンツェでやりたかったのは、
じっくりと主な聖堂を再度訪ねることでした
今回は夫の両親が一緒だったこともあって、
以前よりもっとたくさんの知識が増えたかなと思います
義両親、夫ともにまったく敬虔ではないですが、
やはりカソリックが土壌にある文化の皆から教えてもらうことは多いのです
丸三日間、
朝食（この時間はおしゃべりしながらゆっくりと）後ホテルを出発、
歩きまわり、じっくり見てまわり、そしてランチを逃し（笑）、
カフェでフォッカチャを食べ、
今回は食への執着より、もっと興味のあることに熱中できる旅になって、
本当に満足しています！
今の私には一つ一つの聖堂、美術館、
何もかも簡単にまとめることはできないので、
また気が向いた時に、書きたいと思うことを・・・
何よりバレエのことがある！、
マレーシアのことも！
久しぶりの義両親との旅、すごく楽しかった！
私は欧の宗教や文化に興味があるから、
こうして教会や聖堂を訪ねるのが好きなのですが、
夫を含め皆カソリックでありながら、
実はとても客観的、風刺的な目線で宗教を見ているところもあって、
そういう話を含めて話が合うので、とても楽しいのです
つくづくガチガチ信仰の家族でなくてよかったと思っています・笑
最後は食の写真で・笑
ランチ時間はなかったけれど夜はしっかりと
意外かもしれませんがフィレンツェといえば、
『ビステッカ アッラ フィオレンティーナ』と呼ばれる子牛肉が有名で、
私は二夜連続でいただいてしまいました
香ばしい独特な風味があって美味です