週最後のカリスマ先生レッスン

バレエクラス締めのグランアレグロが華やかで、

上級者みんな本領を発揮していてなんだか眩しかったです

すごい躍動感

これぞカリスマ先生のクラス!

やっぱみんなすごいなぁ

と人ごとのように思わず観覧してしまった私

なんで私はここにいる?と久々に思いました・笑

 

時間延長延長でまだまだ熱気が醒めやまらぬまま、

次はポワントクラスです

少し前にやっていたグランアレグロの熱気がすごかったので、

ポワントで静かに足慣らしから始めるのは、

突然トーンが変わってなんだか不思議な感じです

 

 

いつもどおり、両手バーで、

1番ポジションでのプリエ、Relevéから

 

即!カリスマ先生からストップの声

お手本になったお仲間の身体を使って触れながら、

ここをもっとこうして、ここを使って、

このラインを保って、やりきる!と

その感覚がわかる!?と

お手本になった彼女は、

顔を真っ赤にしながら(ライン維持は大変だから)、

これは大変という感じでうなずいていましたが・笑

 

先ほどのバレエレッスンで、

グランアレグロを華やかに踊っていた一人

カリスマ先生の鋭い目でプリエにメス

 

この日のポワントクラスは7~8人ほど

先生は他にも名指しで、

クロエ、あなたはここがわかっていない

クリスティーナ、あなたはここを使ってない

と一人一人の足元にしゃがみこんで、

つま先から踵、ふくらはぎ内ももを先生自身の手を使って、

身体で理解できるまで徹底的に直していきます

これが毎週のルーティーンです

 

先生は、

あなたまだわからないの?

そんなことは当然言いません

先生は根気強くしゃがみこんで直していくだけです

 

私は先生のこういう姿を神業だなと思っています

プロフェッショナルの極み

伝統バレエを継承していく使命がある人だから

 

 

バレエはグランアレグロを踊れることも大切

でも極みは1ère positionでしかないから

 

先生の直しラインはものすごく繊細

毎週毎週新しく感じて、新しい箇所が目覚めていく

 

あなたはできている

私はできている

という慢心感やおごりがあればそれで終わり

いつも新しい発見をしていく気持ちでやって、

毎回顔が真っ赤になるくらいきつくて正解・笑

 

そして、そこまでやるのが普通になって、

積み重なって、

ますます色々なことがわかっていくのです

 

 

相変わらず毎回きついなぁと思うので(笑)、

それはギューッと変なところに力を入れているところがあるからかな

と自分の身体を顧みると、

エネルギーの通り道がはっきり感じられて、

力が入っているけれど、

その道は以前とはまったく別の道

 

きつい!と感じるのは、

そのラインをもっともっと強くしているからなのだと思う

 

 

 

 

この日のレッスンはいつもに増して、

1ère position plié relevé に時間を割いた先生

私のところにきて、

何も言わずふくらはぎの小さな点を触っていきました

ここをもっと使いなさいというサインです

 

 

先生の指が指す小さな点

これがまた、

私の世界がひろがっていく起点になっていきます

 

 

 

私はこういうバレエレッスンが、

どんどんどんどん好きになっていくばかりなんです

おおげさでも、うそいつわりもなく、優等生でもなく

 

心にもつながっている自分の身体を繊細に感じていくことに、

一番の愉しみを見出しているからなのだと思います

 

そしてやっぱり、

それをおしえてくれたカリスマ先生と、

こうして今も世界を開拓し続けていくレッスンができている

感謝しかないです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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