北部ポルトに3泊した後は南にくだり、
およそ一時間後に小さな港町アヴェイロ/Aveiro到着
ここには塩田がありましたが、
ポルトガルきっての塩の産地だそうです
以前海藻を運んでいたという小舟が今は観光客を乗せて、
色とりどりのかわいらしい町を眺めながらゆったり運河を、
行き来しています
ポルトの写真からお気づきの方もいらっしゃるかな…
石畳が芸術なのです
ポルトガル各地を訪ねましたが、
ほぼ全域がこういった地面で、
私はアズレージョよりむしろこの石畳がとても気になりました
ヨーロッパの街の石畳は珍しくないですが、
私が知っている限り、
これほど徹底されている国は見たことはないです
同じ柄は一つもない(?)石畳の芸術だと思いました
これからもちょくちょく地面の写真は登場します
私自身も旅行を振り返りながら柄を確認していこう・笑
しかし現実は…雨が降って濡れていると滑りやすい!
スーツケースが転がしにくい…笑
下調べをしている時この地域が、
日本のカステラの元祖パンデロー/Pao de lo発祥の地と知り、
そしてAveiroには、
おいしいパンデローを食べることができるカフェがあるらしい
それは行かなくちゃ!笑
ということで見つけたその老舗カフェ
ポルトガルらしいなんともクラシカルなパン兼ケーキ屋さん
ところが目的のパンデローは直径30㎝!のものしかなく(切売りなし)
残念ながら他のものを注文してカフェ休憩
でも私が頼んだ右のケーキ(?)は、
フワフワシンプル甘味控えめでおいしかったです
その後小さめのパンデローを買えるお店を見つけました
これが我ら(笑)日本のカステラの元祖!
(カステラが大好きなのですごく興味があった・笑)
実はこれ中身が半生のお菓子で、
食べてみるとものすごく卵の味がしました
う~ん…これが好きな人もいると思いますが私は…
ポルトガルではとてもポピュラーなもので、
こうして半生で食べるタイプと完全に焼き上げるタイプがあるそうです
残念ながらポルトガル滞在中、
半生でないタイプを食べる機会がなかったのですが、
それがきっと日本のカステラとよく似たものなのでしょう
カステラというのは、
ポルトガルと日本のつながりの象徴の一つですね