幼馴染との再会と思い出話に花が咲いて、
古い仲間との時間もいよいよ終盤にかかろうとしたとき、
向こうのいり口の自動ドアがあいた。
何気なくそちらへ目を向けた私は息を飲んだ。
今の今まで本気で忘れていたキミが、姿を現したのだ。
あの頃のキミと比べてその年相応に変化したキミを見て
私はうれしくなった。
描いていたキミよりも数段素敵になっていて
あの時キミに恋してた私が誇らしかった。
・・・・キミは何で一人でこんなことに来てるの?
・・・・・なんで私の横にイキナリ普通にすわるの?
・・・・・どうして私がここにいることに驚かないの?
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「元気だった?」
キミが話し出した。
「何でいるの?」
私が聞いた。
すると、奥のほうで私の幼馴染たちがクスクスと笑っている。
ああ、あいつらか!!
しかしよく連絡先なんて覚えていたもんだね。
勝手に私のいないところで電話して呼び出していたんだね。
・・・・・・・どうもありがとう。