オープニングの曲から涙。
『Løve Rainbow』は、嵐のワクワク學校のオープニング曲。
ワクワク學校には特別な思い出があるから。
初日は一般販売でチケット取って出席したこと。
FC申し込みでは親子席で申し込み、スタンド最前列、
ふるさと斉唱では智が目の前に来たという。
私にとって嵐は国立の印象が強いと思っていたけれど、
振り返ってみると東京ドームの思い出もなかなか濃い。
今日この日、ここに居れたことは、一生心に残るんだろう。
先に参戦していた友人達からの異口同音の声。
「楽しかった!」
「しめっぽくはならずに、とにかく嵐はファンを楽しませようとしてくれた」
「でも泣いちゃったけどね」
「おーちゃんは歌もダンスもキレッキレだったよ」
そこはもうオーラスだって同じ。
違っていたとすれば、最後の挨拶くらいかと。
私の初参戦は2009年の10周年国立だったけど、以降活動終了するまで、毎年必ずどこかで見れていた嵐。
どんなに人気が出ても、国民的存在になっても、まるで嵐と言う名の公共事業みたくなっても、
ライブの嵐はいつでも変わらない。
有観客のライブが6年半ぶりだというのが信じられないくらい、何も変わらない。
なんという安定感、そして安心感。
智の歌声は絶好調超だったな。
なんなら過去最高ってくらいに。
後日配信観たら、『言葉よりも大切なもの』の冒頭ソロ、
ビミョーにハズしてる???
でも会場音ではそんなことなくて(脳内補正入ってたのかな)。
配信では音声、とくに歌声があんまりよくないよね。
なんつーか、マイクを通す前の歌声ってかんじで。
それがまさしく生の歌声なのだよと言われれば、まあそれまでなんだが。
会場では智に限らずどのメンバーも、あからさまにハズしてるとか苦しそうとかは感じなかったのよ。
(やっぱ脳内補正入ってたのかな)
『Monster』の智ソロでは鳥肌立ったなあ。
過去最高によかったのではないかしら。
Beyond perfect!
脳内美化? なんとでも言ってくれ。
Monsterといえば。
京セラ参戦した友人から事前に聞いていたこと。
Monster → trueth の時に、制御されているペンライトの色が自担色だったと。
周りの人たちも、その団扇のメンバーカラーの色だったと。
たまたまの偶然だったのかもしれないけれど、舞ちゃんも検証してみて、と。
見事に、私のペンラは青だったよ。
そして、制御されていない時の色も、ずっと青だったよ。
周囲を確認する余裕はなかったのだけれど、やはり、そういう仕様になっていたのかなあと思った。
今の技術だったら、こんな設定は朝飯前だろうし。
だとしたら、なんて粋なはからい。
楽しくて、安定してて、まるで嵐の愛に守られているかのような安心できる空間での、夢のような時間。
覚めてほしくない夢。
ずっとこのままこの時が終わらないで続いて欲しいと願いながら、
現実に戻らなければならない時間が迫っていることもちゃんとわかっていて。
それでも最後、扉に向かって行く5人を涙で視界が霞みそうになりながら凝視して、
行かないで、どうか行かないでと心の中でつぶやいていた私は、ちゃんと彼らの門出を祝えていただろうか。
嵐が去ったステージに向かって、鳴りやまない嵐コール。
オーラスだから、もしかしたらもういちど出てきてくれるかもしれない期待があったのかもしれない。
でもきっと、大多数のファンはそうではなくて、嵐に感謝とエールを伝えたかったのではないかな。
彼らは二度と現れなかった。
でもファンの声は、想いは、彼らにちゃんと届いていたはず。
私がいたブロックに帰省退場のお声がかかったのが遅かったのは幸いだった。
その分余韻に浸っていられたから。
帰路。
東京の端の田舎町の駅にも、オーラス帰りと思われる人の姿がちらほら。
日曜日の深夜近く、家に向かって大通りを歩いていると、後ろから「すみません!」と女性の声。
足を止めて見ると、自転車に乗ったその女性はアラフェス2012のオレンジのTシャツを着ていて、やはりオーラス帰りだということがわかる。
「銀テープありますか?」と、女性は私に言った。
私はツアーTシャツは着ていなかったけれど、持っているバッグで同好の士であると判断されたのだろう。
「ええ、ありますよ」と私はバッグから銀テを取り出そうとした。
席が席だっただけに、それなりの本数の銀テを持ち帰ってたから。
すると女性は「あ、違うんです。私もアリーナだったので、持ってるんです」と。
なんて優しい人なのだろう! もし私が持ってなかったら分けてくれるつもりで声をかけてくれたのですね。
お互いにニッコリ笑い合って、「お疲れ様でした」と労い合って、お別れしました。
遠ざかっていく彼女の自転車を見つめながら、すべての嵐ファンのこれからに幸あれと、祈らずにはいられませんでした。
