部活をやめる勇気もなく、

ひたすらサボり、ついでに学校も行かずに

土手で詩を書いた。


ところで、私はものすごく嫌いな国語の先生がいて、

そいつが何か、特別な感情を私に持っているような被害妄想があって

顔も見れなかったので、いつも顔を手で隠して授業を受けていた。


国語の成績が良かった頃

そいつが私を教室の前に呼び出して、「学年で3番だった。長嶋と同じ番号」

などと意味不明なことを言って来たときの息がものすごく不快だったのがはじまりだ。


その後、童話を授業で書いて、

それをそいつにコンクールに出さないかと言われた時

もしかしたらコンクールは

何か変なことをする理由なんじゃないかと勝手に勘ぐり

童話を書いた原稿用紙を学生かばんに忍ばせながらも

コンクールの締め切りが終わるまで、「忘れた」と言い続けた。


お陰様で国語の成績ががくんと落ちた。特に授業態度。


また私が授業中あまりに不自然に顔を隠すもんだから

机を蹴られたり、学年集会ではマイクを通してみんなの前で立たされ怒られたり

授業をサボれば親を呼び出され、なぜか担任でもないそいつがしゃしゃり出て

校長室で、一緒にさぼった友達の親に

「おそらくマーゴさんが誘ったんでしょう」などと入れ知恵をされた。


でもなぜかそいつは学校の人気投票で1位の先生で(嫌いな先生3位でもあったが)

私の友達はみんなそいつが好きだった。


そいつは数年前に40代の若さで死んでしまったと聞いた。

だからこれ以上死んだ人の悪口は書くのはやめよう。


最後に私は最初に彼の息が不快(臭かったわけではない)だっただけで

なぜあれほど毛嫌いしてしまったのか今でもわからないでいる。