夏空、ギラギラ
これは昨日の主日ミサ直前に撮ったもの。

長く使っているお気に入り晴雨兼用傘があるのだけれど、遮熱UVカットのものに買い換えました。びっくりするほど軽いし快適です。

水を飲むのが苦手という子どもが結構いる、というニュースを見て、古い友人のことを思い出しました。

90年代後半、私はスペインのマドリードに留学していたのですが、そこで仲良くなった少し歳上の日本人女性に水が苦手、という人がいました。お茶やジュースなどのドリンクならいいんだけど、味のないただの水は飲みにくいと言うのです。スペインは(今も似たようなものですが)、無糖のドリンクがほとんどなく、水分補給イコール水、です。学校ではペットボトルの水を飲むのが当たり前でした。他にないから。コーラやアクエリをたま〜に飲むくらいで、普段は水道水を飲んでいました。買ったペットボトルが空になったらそこに水道水を入れて使い続けるのがスペインスタイルなのです。

(日本の水に比べてしまうと硬水なのですが、スペインではマドリード市やグラナダ市など、ヨーロッパ基準では軟水の地下水地域があり、そこでは日本と同じ感覚で水道水が飲めます)

彼女は3か月の短期留学生だったのであっという間に帰国したのですが、私のいるクラスに入って来たので先生から通訳サポートに指名され、それで仲良くなった…ような気がします。

普通の水が飲めないとなると、日本からお茶を持ってきてたのかな?

私はただの水どころか白湯も普通に飲んでいたので「ただのお湯を飲むなんて信じられない!」と言われたことにこっそり傷ついていましたが、令和となった今ではペットボトルの白湯がコンビニで売られる時代となり、白湯ドリンカー(?)も市民権を得ました。

水分補給は水でなくてもいいのです。でも学校なら水が一番手っ取り早いでしょうね。大きな水筒を低学年の児童が持参するのは大変でしょう…。

ちなみに現在の彼女は水や白湯をよく飲むらしく、ウォーターサーバーを契約しているそうです。今は飲めないこどもたちも、なにかのきっかけで慣れていけばきっと平気になるでしょう。


こまめな水分補給と涼しい環境での休憩を忘れずにね!