朝から大雨大風、嵐のような天気でしたね。明日は晴れるようですが、桜はもう厳しいかも…。


『教会の祈り』の総則を読みました。去年総則だけ抜き出して出版されましたが、いつもの『教会の祈り』の最初に細か〜い文字で掲載されているのと同じ文です。

右は『教会の祈り』の総則のページ。撮ってみたけどこの画像だと文字の小ささは分からないな。

総則の部分だけ抜き出したものが去年出版されました。

 

 同じなんですけど『教会の祈り』は縦組みに対して、こちらは横組。


その他大勢の信徒にとって『教会の祈り』はなかなかハードルの高い祈祷書です。まずお値段が6000円弱、1回にかかる祈りの時間は30分近く、それが一日数回、祈る箇所は典礼暦に従って決められているので今日がなんの日か具体的に知っておかないとどこをやるのか分からない(例えば今日なら復活節第2火曜)、などなど、手を出そうにも、ねえ。


そういう人のために『月刊 教会の祈り』という『毎日のミサ』のような体裁で、当日の祈り全文が掲載された月刊誌が発売されそうになりました。


試験的に申し込み制でパイロット版が販売され、アンケートが取られました。結果、発刊は見送られました〜。


だって『月刊 教会の祈り』の予定価格は税抜1000円。毎月1000円払って毎日祈れる人なら、、、5000いくらのちゃんとした方を買うよね。


今日リンクを貼った『総則』は、『教会の祈り』の使い方だけではなく、典礼としての祈りの意味など、この祈りの習慣に至るまでの歴史などが格調高く美しい文章で書かれているので、これだけでも十分読む価値があると思います。


まりほは若い頃から聖務日課に異常な憧れがあったので、悩みに悩んだ末にお高い『教会の祈り』を買いました、いや嘘です、ほんとは中古本で買ったので3000円くらいでした。そこから2年かけて必要な別冊本(新品)を揃えました。始めた最初の何年かは何ヶ月もサボることが何度もありました。今だって朝はギリギリに起きて出勤なんて時は当然できないし、夜も晩の祈りは諦めて寝る前の祈りだけとか、そんなのでいいのかという感じではあるのですが、1日1回も祈らない、という日はとりあえずなくなってきました。


まりほは今から10年前、2014年のご復活祭をきっかけに『教会の祈り』を始めました。難しいお祈りだけど私にできるかなと思いつつ始めたのですが、あれからついに10年経ったので改めて『総則』を読んでみて、気持ちを新しくしています。