出先から仕事場に帰るためのバス停に向かうと、かなり高齢の人がタバコを吸っているのが見えました。タバコを吸うのは大人なら自由ですが、路上喫煙はね…、と思いつつ、少し離れたところでバスを待ちました。


(都内の普通の道路ってほとんど路上喫煙禁止の条例があるはず)


しばらくするとバスが来ました。その人はそのタバコを植え込みに捨て(!)、来たバスに乗り込みました。



20年くらい前まで路上喫煙は当たり前だった気がします。それより更に昔は駅のホームで吸って、吸い殻を線路にポイ捨てする人なんかも頻繁に見かけたくらいです。いわんやバス停をや。

そもそもゴミを道端に捨てるなんて…と思うのですが、そういうことが世間で当たり前だった時代を生きてきた人が、そのまま情報アップデートしないまま同じスタイルで暮らしていると、傍から見て時代にそぐわない行動に映ることになります。

「今はこうだから」という事柄に拒否感を表す人も理解できるし、私自身ももっと歳が上がるとご時世に合わせていくのが大変になっていくことは予想できるのですが、現代社会に生きる限りアプデは必要なことなのだな、と学ばされました。

これは社会生活だけでなく、私的なことやなんなら信仰生活に関しても同じことが言えるだろうな。