日本のカトリック教会に多大な貢献をした方にド・ロ神父様がいますが、ちょっと面白い(と言っては失礼だけど)苗字ですよね。


フランス語の「ド」は由来を意味する前置詞(〜の)で、次に来るロは何かが付いたオだと勝手に解釈していたのですが、Wikipediaで見たら綴りが全然違ってました。De Rotzでド・ロ、なんですね。長崎の方ならこんな勘違いないよね、きっと…。


ご復活祭の直前1週間が特別な週であるのと同様に、ご降誕祭直前も固有の典礼(祈り)になります。そのスタート日が今日12月17日で、翌12月18日が「おお(英語だと感嘆詞Oh)の聖母の日」です。スペイン語だとオーのマリアをマリア・デ・ラ・オ(María de la O)と言うので、ド・ロ神父の“ロ”もそんな感じかな〜って、全然違ってるやん!


そういやなんで降誕8日前である17日ではなく、18日に記念するんだろ。今夜から※おお、なんとかのホニャララよと唱えるのにさ。


※17日が「おお、すべてを越える神から出た英知よ」で、18日は「おお、イスラエルの指導者である主よ」(19日以降略)から始まる祈りがあります。


ところで「ロザリオの聖マリア」とか「無原罪の聖マリア」、また地名がつくマリア様(ルルドやファティマなど)ならともかく、「おおのマリア」は馴染みがなさすぎますが、この説明は2019年12月18日のログを見て頂くといいかもしれません。それなりの暇つぶしにはなります。




おお、なんとかかんとか、という交唱は↓の本で祈る時に出てきます。