9月20日通りをまっすぐに行くと、次の交差点にサンベルナルド広場(Piazza S. Bernardo)がある。


ローマに到着した日、私がホテルを探すのに一苦労をかけたが、しかし慣れてきたらローマの街は実に分かりやすいだなぁと実感。まず、ほとんどの路や交差点に名前がついている。そして交差点に当たるところは少しの規模感でもあれば、○○広場と名づけられた。地図を頼りにして街を散策する時、これらのマークが本当によい手がかりとなる。


左手にあったバロック様式の教会はサンタスザンナ教会(Chiesa di Santa Susanna)。私が立ち寄りはせずそのまま通り過ぎたが、今はちょっと後悔(この広場にあるもう一つのサンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会も行きそこなった・・・)。ここのファザードはボッロミーニの師カルロ・マデリノが手がけたものであるそうだ。


サンタスザンナ教会


夕日で影がますます長くなったが、私の真正面にローマ三大噴水の一つと言われる「モーゼの噴水」がだんだん見えてきた。


モーゼの噴水の遠景。


広場

近景。
モーゼの噴水

モーゼはどうも埃だらけになっているが、夕日のおかげで、少し輝きを取り戻すことが出来たようだ。ちゃんと見ると、モーゼの頭に角が生えているじゃないか。


モーゼ

噴水の前方に四頭のライオン像がある。モーゼはライオンと何か関連があるだろうか。黄金の子牛や蛇、羊(飼い)ならば分かりやすいが、ここのライオンはただの見張り番かなぁ。


四頭のライオン