パラティヌスの丘から望むフォロロマーノをご紹介します
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奥にはコロッセオも見えています
ヴェスタの巫女の修道院
下に見えているのはヴェスタの巫女の修道院があったところです。長方形の中庭を囲むようにして、純潔を神にささげたという聖火を見守る巫女たちが住んでいたヴェスタの家です。
ロムルスの神殿
円筒形の建物は、ロムルスの神殿という、紀元後4世紀に皇帝が6歳の息子を亡くし、その息子を神としてたたえたという丸い神殿です。(建国者のロムルスとはまた別のロムルスです)。
アントニヌス・ピウス皇帝とファウスティーナの神殿
その隣には、円柱で飾られたアントニヌス・ピウス皇帝とファウスティーナの神殿です。1500年代のルネッサンス時代に神聖ローマ帝国皇帝カール大帝を迎え入れるために新しい教会として作られました。昔の皇帝のようにフォロローマーノを凱旋行列したかったそうです。
ビットリオエマニエル2世の記念堂
うしろの真っ白な建物は、イタリア統一の記念堂、ビットリオエマニエル2世の記念堂です。
カストルとポルックスの神殿
3本の柱が残っているところがカストルとポルックスの神殿といいましてふたご座の星座の名前にもなったという有名な神様で、騎士の守護神でもありました。キリスト教が国境になったのは4世紀の後半でしたのでそれまではローマは多神教です。多くの神々を祀る神殿が作られました。
それではまた
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