今いる状況が嫌になる。
不安になる。
このままいくと、ただ年老いていくだけだと。

まだ何もなし得ていない。
自分の価値がわからない。
そもそも価値なんてあったのかさえ分からなくなる。
でも、そんな時、「大丈夫」と言ってもらえるとそれだけで、
大丈夫になったりする。
無責任に言ってくれてたとしても、効力はある。コトバの力を感じる。

今まで歩いてきた道は、ここにつながっていて、
それが思い描いたものと違っている時でも、
過去の自分に言い訳はしない。
そして、今の自分をなんだかんだ言って、ほっとけない。

ここはそんなに悪くはない場所だと知っているから。
辛くて苦しくて、先も見えないけれど、まだ、希望がチラチラ頭をよぎる。
無理かもしれないという想いと、同時に頭をチラチラよぎるものがある。
それは…大好きな人やこと以外の何ものでもない。

好きって想いは希望になる。

好きなものなんてないなんて思う自分がいても、
ふとした時に頭をよぎるうれしいことは好きな人こと以外の何ものでもない。

「今しんどいね、大変だね、でも、何か出来ることあればいくよ。すぐにでも。
それくらいの時間はある。出来ることを見つけてくれただけでもありがとう。
何がしてあげられるなんて自分ではわからないから。
思い出してくれただけでもありがとう。
そのしんどさを伝えてくれただけでもありがとう。

どこかへいこう。気晴らしに。」

自分の辛さやしんどさを誰かがそう思ってくれることはある。
こうやって感謝してくれる人はいる。
だから、大丈夫。