1998年 12月

再び、ちがう病院に入院することになった。

診断名は 「膠原(こうげん)病  多発性筋炎」

花「膠原(こうげん)病」は…

自己免疫疾患の一つで、自分の免疫細胞が、自分の細胞を攻撃して壊してしまう、という病気です。
免疫細胞は、本来、外からの外敵(ウィルスなど)を攻撃して、自分の体を守る役割があるのだけれど、何かの原因で、まちがって自分で自分を責めて、壊そうとしてしまうのです。


花「多発性筋炎」は…膠原病の一つで、

多発性=全身に多発する
筋炎=筋肉の炎症     という病気です。

全身の横紋筋(腕や足などにあり、自分の意志で動かすことのできる筋肉)
という筋肉に炎症をもたらす病気です。

<症状>
・力が入りにくい
・頭を持ち上げての起床ができない
・物を持ち上げるのが、辛い
・しゃがんだ状態から立ち上がりにくい
・階段の上り下り、歩行が難しい
・ペットボトルのフタが開けられない …などの症状がありました。


花CK(クレアチニンキナーゼ)という筋肉の酵素の値
通常は 60~180のところ、私は 7000 もあったらしく
即 入院となった。

みんな運動したり、筋肉を使うと、筋肉の酵素が発生する。
酵素で分解され、古い細胞が壊れるから、新しい細胞に生まれ変わる。

壊れる量 = 新しく生まれる量 が一緒ならば問題はない。

私の場合、その酵素が大量発生していた。
壊れる量 > 新しく生まれる量 となり、
全身の筋肉が弱っていってた。


朝、病院に行って、お昼には病院のベッドでご飯を食べることになった。
朝はまさか家に帰れないなんて、思ってもみなかった。


それまでが、「何だろう」「どうしてだろう」「いつまで続くの」って不安で仕方なかったから、病名がわかって、正直ほっとしていた。

「これで楽になれる…」って

どうしたらいいかわかると、先がみえて安心できた。


数値の高さをみて、「しんどかったでしょ?」って
看護師さんに言われて、

「もう、がんばらなくていいんだ…」ってチカラがぬけた魚