点滴の話
つづき…主治医の先生は、私の腫れた首をみて、毎日「普通はこんなこと、ならないんだけどね…」と言った。
不安の嵐…
入院時、何も異常なかったのに、40日後、私の肺には水がたまってしまった。
そしたらまた、「普通はこんなこと、ならないんだけどね…」と言った。
後から医療関係者の人に聞いた話だけど、弱って寝たきりの人に点滴をし続けると、肺に水がたまってしまうことがあるらしい。。
原因はわからないから、何とも言えないけど。
その半年後、病院を変わったときには何もなくなっていたから、良しとした。
だけど、ボンボンに腫れてしまった手は、戻るのに10年近くかかった。
今もまだ名残はある。
風邪を引いたとき、点滴をすると一気に元気になるから好き、という友だちがいるけど、、
私は点滴はご遠慮したい。
生きること
高熱も長期化して、体は拭いてもらっていたけれど、頭は洗える状態ではなく、40日間頭を洗えなかった。
毎日すごい汗の量だったから、頭は大変なことになってただろうな。。
「イヤなら、髪を切って下さい」と言われたけど、どうでもよかった。
”生きること”に必死だった。
太ることを気にして、好き嫌い言ってた私も、熱にうなされながら、必死でご飯を食べた。
普段なら、どんだけでも食べられるのに、今、食べないと…という命の危機感を感じてた。
人間って、放っておいても、自然に「生きよう」としている生き物だ。