
- 箱根の坂〈上〉 (講談社文庫)/司馬 遼太郎
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この小説は、司馬遼太郎晩年の作品で
伊勢新九郎、後の北条早雲の話です。
この人は、下克上の先駆者として
教科書にも載ってる有名人ですよね。
早雲は、一介の素浪人から
一国を乗っ取ったとして
斎藤道三と共に
よく梟雄とか呼ばれてるんですが
早雲は実際のトコ、伊勢家という名家出身です(^^)
んで、この箱根の坂の早雲ですが
これがまた、無欲な人なんですよ(;^_^A
最初、早雲は伊勢家といっても傍流で、京の本家で
鞍造りの職人をしているという設定です。
その後、今川家の当主である、羲忠に嫁いだ妹から
羲忠が急死した為、後見人を頼まれ、駿河に赴きます。
その後、お約束の如く
お家騒動が勃発
それを早雲が、無事に収め、今川の国政を握ります。
その後早雲は、箱根を越え
伊豆を手中に収め
相模に攻め込み
小田原城を手に入れるなど、どんどん領土を拡大していきます。
しかしそれは、私利私欲じゃなく、妹やその息子
それに民の為という事になってます。
実に渋い爺さんですよ(^O^)
太田道灌(江戸城造った人)
なんかも出てきたりしますし、歴史オタクの俺としては、非常に嬉しい作品です(^O^)
早雲の享年は88歳
これにも色々通説あるそうですが、大器晩成の見本
そして頑張る爺さんとして
高齢者大国日本の為に
このままで良いんじゃないかな~
と思ったりします。