おえかきちょう~ソロ活の記録~

おえかきちょう~ソロ活の記録~

一人旅の記録をつけたくてブログはじめました。
写真やイラストを使って、絵日記みたいに記録していきたいと思っています。
他、旅行以外の様々なソロ活やおうちごはんなど、上手くなくても楽しく記録していけたらと思ってます。よろしくお願いいたします。

だいぶさぼってしまった当ブログですが、先日訪れた国立科学博物館の和食展がとても楽しかったので、備忘録としてレビューしたいと思います。本当は絵を描いてからアップしたかったんだけど、開催中にぜひ紹介したかったので取り急ぎ。

 

「和食」が無形文化遺産に登録されてから10年とのこと。そんな和食の魅力と特徴について、丁寧にわかりやすくまとめられた展示でした。大人から子供まで楽しめる展覧会だと思います。私は3時間もじっくり鑑賞してしまいました。

 

第一章 和食とは?

和食とはなにかを語るために、世界各国の食の特徴をまとめたパネルが印象的でした。それぞれの土地、気候に合った食材を、各国の文化に沿った形に加工し続けた歴史の上に、現在の食文化があるのですね。和食は日本の風土、文化、気候および日本人の気質を色濃く反映した文化食と言えるのでしょう。

 

第二章 列島が育む食材

料理の基本となる水の特性から、きのこ、野菜、山菜、海産物の特徴、そして発酵食品や出汁の科学まで紹介されていて、見ごたえ抜群でした。とても勉強になりました。多種多様な大根と、食用キノコと毒キノコの展示、きれいな海藻の標本などが特に印象的でした。



第三章 和食の成り立ち

縄文時代から近代までの和食の変遷を紹介した第三章は、本展覧会で一番楽しい章でした。卑弥呼の時代からすでに和食の原型が出来上がっており、実に美味しそうで文化的な食卓となっていました。戦国時代のおもてなし料理から江戸の庶民の食事、洋食が取り入れられた明治以降の近代の食事のレプリカが魅力的で、お昼時に訪問していたことも相まってお腹ペコペコになりました。一番食べてみたかったのは、信長が家康をもてなすために用意した御前でした。歴史ファンとしては、一度このような企画飯を食べてみたいものです。その他、全国のお雑煮の特徴をまとめたパネルが面白かったです。



第四章 和食の真善美

和食に用いられる道具類の紹介と、春夏秋冬それぞれの美食の動画が楽しめる章。和食作りに欠かせない道具も、私が知るよりはるかに多くの種類があると知りました。

 

第五章 わたしの和食

いろいろな料理が和食か、そうでないかのアンケートに答え、リアルタイムで結果が反映されていくコーナー。その他、世界で見た和食の写真展も面白かったです。日本人が世界の料理を取り込んで和食としてアレンジしたように、和食も世界各国でその国特有の新しい料理に生まれ変わったり。食の歴史も面白いものです。

 

おまけ 都道府県ごとの食の検索ワードベスト3

各県ではどんな和食ワードが検索されているかをまとめた展示がありました。興味深かったのですが、11時に入ってもう14時。お腹ペコペコ、くたくたで、じっくり見る気力がありませんでした・・・私にゆかりのある都道府県だけざっと見てみたのですが、忘れちゃいました。えへ。

 

お土産コーナーではリラックマのスマホスタンドを買おうと思っていたのですが、すでに売り切れてました。結構高かったんですけど、やっぱりみんな欲しいですよね、がっかり。クッキーと絵はがきを何枚か買ってようやく帰路へ。レストランとコラボしたランチでも、と思ったのですが、どこも混んでいて断念。普通のカフェで温かいスープを飲んで帰宅しました。



最近このような美術展や博物展に足を運び、お絵描きと外出のモチベーションが上がっています。終わってしまった展覧会についても、おさらいとしてぼちぼちブログにまとめていきたいと思います。よければまた見に来てね!