眠れないので、何となくyahooの質問コーナーで津軽三味線と検索したら、津軽三味線と長唄三味線どっちが難しいですか?とありました。
アンサーに長唄派 2人津軽三味線派1人でした。
そっか〜!と思いつつ
比べられないけど…

長唄派はあれだけ長い曲を覚えて間を崩さず弾く事は凄い事だし、長唄の師匠クラスなら津軽三味線ならではの早弾きは簡単に弾ける!と書いてあった。
津軽三味線奏者は長唄三味線を弾けないとも書いてあったけど…そうなんかな〜⁈

弾けるけど… 
暗譜は困難だけど
間合いは津軽三味線の奏者であり長唄の奏者であり出来なければ奏者とは言えないから完璧にこなすようにします。


そこじゃない気がする
何故 長唄三味線は細く長い楽器でさわりもついてない物で演奏するか?どのような用途でどのように表現するか⁈
津軽三味線は何故重く竿は太く太鼓も大きく糸も太くなお今はさわりも付いている楽器であるか?どのような用途でどのように表現するか⁈

二つの楽器は三絃には違いないが全く表現が違う事を理解しなければ、どっちが難しいかなんて言えない気がする。

私は藤本流で端唄長唄一般民謡を学んで津軽三味線に変わったが、週一で曲を暗譜して1年後には名曲集も終えた。上手い下手と言われれば どうだったか分からないけど、難しいと思った事は一回も無かった。
奏法は3つ位の技法を学んで後は心を平常に間をきちんと演奏する事を求められた。

今私は津軽三味線を学び始めて14年になるが、未だに奏法と格闘する。
藤本から津軽三味線に移行した時 確かに私は苦もなくじょんから節を弾いた!弾けたけど…
三味線をやった事があれば譜面を渡され曲を聴けば弾くのはそう難しい事ではない!
しかし あの楽器の音を出すのにどのくらい格闘するか知ってもらいたい。
譜面を暗譜なんて初歩の初歩だと思う
あの楽器の特性を活かしどこまで、魂を込めて演奏するかが、お稽古であり練習の楽器なのだと思う。
14年 津軽三味線を学んできて まだまだ全然納得出来ない。津軽三味線の奥深さをどうか簡単に答えを出して欲しくないと思った。
ただ津軽三味線奏者は長唄三味線を先ずは弾かないと思う。それは長唄三味線を尊敬し、一流の芸と認めているからです。

極めていけばどちらの楽器も難しく納得出来ずに苦悩するのではないでしょうか?
一生勉強です。