「うだつが上がらない」という言葉をお聞きになったことがありますよね?
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によれば、「うだつ」とは
うだつ(卯建)
〔「うだち」の転〕「うだち」に同じ。
――が上がらない
出世したり、金銭に恵まれたりしない。よい境遇になれない。
〔家を建て、棟上げすることを「卯建があがる」といったことから。また、(うだち)が金持ちでなければ作れなかったことからとも〕
だそうで、古い日本家屋の一部を指す言葉なんですよね。
そこで、ここ。
趣のある日本家屋が並ぶ一角が保存されています。
水戸黄門のロケにも使われたらしい。
そういえば、そのロケのときに撮った写真とサイン入り色紙が、ここから徒歩数分の徳島ラーメン「くにおか
」に飾ってあったなぁ。
で、「うだつ」です。
その昔、このあたりで大火があり、延焼で村がまるまる燃えてしまったことがあり、隣へ燃え移るのを防ごうと、防火壁の意味で作られるようになったのだとか。
それでも、これを付けるために家の代金とは別に、今のお金に換算して300万円くらいかかったらしく、家の両サイドに付けるため、家の建築資金とは別に、600万円を用意できる人しか家を建てられなかった。
そして、この「うだつ」を付けることを、「うだつを上げる」と言ったそうな。
「うだつが上がらない」とは、この「うだつを上げる」が逆説的に転じて生まれた言葉だという。
へぇぇ。ほぉぉ。とりびあ~。
などと感心して聞いていたら、おかみさん。
「ブラックマヨネーズって知ってはる?」
「・・・? あ、こないだのM1グランプリで優勝した?」
「そうそう。あの人たちもここへ来て、これ買って帰って優勝したんですよ」
お店の入り口に。
なんかのキャッチフレーズかと思っていたら、お土産用おせんべいの商品名でした。
ウマいよ~、ウマすぎるよ~、おかみさん。
買わないわけにいかねーじゃねーかよー。
これを食べてうだつを上げて、GIBSON高級モデルはじからはじまで、大人買いじゃ~!
(番外編)
オデオン座。
「うだつの町並」の東のはじから川を越えたところにある古い演芸場兼映画館。
寅さん亡き後の看板映画(シリーズ化)となるべく、山田洋二監督・西田敏行主演で作られた「虹をつかむ男」の舞台。(観てないけど)
ただ、この映画、いっこうに当たらず、第二作まで作られて製作中止。
現在、大ヒット中の「釣りバカ日誌」にバトンタッチすることになりました。
この町を舞台にしたことで、不発の延焼は2作のみでとどまり、そのあとが立派なシリーズ化となったことは、まさに、「うだつが上がった」証拠でしょう。
おあとがよろしいようで。



