宇宙戦争 | まれすけのギター日記

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ボツボツと趣味でやっているギター。それにまつわる話や、大好きな映画、読書の話、なーんの関係もない話などをいろいろと書き連ねてみようと思っています。

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宇宙戦争 スペシャル・コレクターズ・エディション

意外に評判悪いんだよなー。
私的には、全然イケてると思うのだが。

スピルバーグにトム・クルーズとくれば、誰もがスーパーSF超大作を期待するので、そういう評価なのだろうが、これは少なくとも「娯楽大作」ではない。

労働者階級の自分本位な男が、地球が滅亡するかもしれないという窮地に立たされて初めて、家族愛というものに目覚めていく成長物語=ドラマなのである。

突き詰めると、そんな状態にならなきゃ立ち上がらない男なぞ、もともとダメじゃんってことなんだが・・・。

マイノリティ・レポートもそうだったけれど、SFXは物語を描くうえでのツールでしかないのだ。

その証拠に、この映画には、有名な建物が崩壊していくさまや大都市滅亡の様子などの大きく引いた俯瞰の描写、はたまたニュースレポーターの中継シーンなどの三人称の描写は一切出てこない。

HG・ウェルズの原作と同じように、終始一人称・・・トム・クルーズのみを追いかける。
よくある同時並行的な物語がラストで集約するというような展開もない。

SFX(最近はVFXというのか・・・)を使った映画が濫造される昨今、ついついその映像ばかりに目が行きがちだが、もうそろそろその向こうにあるものを評価するようになってもいいのではないかと思う。

スピルバーグがこの映画で何を言いたかったのかをよくよく考えてみると、映画を観ているときよりもあとからじわっとこみ上げてくるものがあるはずだ。

9.11テロがなければ、この映画は作られなかっただろう。

観るべし見るべし魅せられるべし。

いっちゃんの提案により、映画レビューのあとにはこれを必ずつけることにしました。