『倍返しだ!』半沢直樹についての考察 | マレーの虎ブログ

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19世紀多くの中国人が分断国家に成り下がった故国を離れ、
海外に散らばった。そして異国の地で力を蓄えた華僑が、現在の
先進中国の足がかりを作った。

21世紀、今度は日本を離れた和僑たちが、同じ役割を担うこと
になるのか・・・。?




皆さんも、毎週楽しみにしていた『半沢直樹』シリーズが終了して
しまいました。

私もインターネット動画で、久しぶりに見入った人気ドラマでした。

テレビが終わったと思われていたところでの、思わぬ大ヒットだった
わけですが・・・。

テレビと昭和の時代は、大きく関わっています。一億総中流時代
と言われた1985年以前の高度成長期までが、古き良き昭和の時代
であったと思います。

そして、そうした時代と共にあったのが、テレビでした。

日本人全体が、テレビを通じて、共同意識を高め合った時代でも
あったのです。

バブル時代を経て、平成に入り、円高や国際化が進む中で、
競争が激化し、効率化が叫ばれ、弱者は切り捨てられてきました。

日本人全体の共同意識が薄れると共に、時代を創る道具もテレビ
から、効率や個の時代を象徴するインターネットへと移り変って行き
ました。

当然、日本人全体の心を捉えるテレビ番組もドンドンと姿を消して
いったわけです。

そうした時代に、逆行したかのように、突然、昭和の時代の亡霊
のように、国民的人気番組として、登場したのが、今回の人気
ドラマ『半沢直樹』だったわけです。

では、なぜこの番組が、今の抜け道の見えない閉塞感が漂う
日本人の心を捉えたのでしょうか?

昭和の時代を象徴する、もうひとつの代名詞をあげるならば、
『会社と組織』があげられると思います。

高度成長期、日本企業は右肩上がりの貿易高に支えられながら、
ドンドンと組織を拡大し、従業員を家族のように抱え込む大家族
主義の時代でもあったわけです。

この時代の創業社長は皆、真剣に従業員のことを我が子のように
思い、育て守る意思がはっきりとありました。

ところが、バブル経済以降、創業者からサラリーマン社長への
移行とも相まって、従業員は完全な歯車、道具として扱われる
ようになったのです。

政治も、国民福祉を謳った政策もすっかり姿を消し、今では国民
にすべての失策の付けを押し付ける、増税の話しか聞こえてきま
せん。

会社を信じ、政治家を信じた国民は、ここ30年、裏切り続けられ
てきたことになります。

こうした、国民の強い思いを代弁したのが、このドラマの主人公、
半沢直樹だったと思います。

物言わぬ国民の気持ちは、まさに今の日本の指導者たちに対して、
『倍返しだ!』と叫びたい気持ちが、うっせきしているのだと思い
ます。

『倍返し』を単なる心の叫びだけに留めるのか、行動を通して、
テレビの主人公のように、知恵と覚悟をもって、自分の人生を切り
開いていくのか・・・?

今、私たち自身の生き方が、問われているのだと思います。

次回以降、こうした視点で、記事をアップしていきたいと思います。

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