海外就職の落とし穴 | マレーの虎ブログ

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19世紀多くの中国人が分断国家に成り下がった故国を離れ、
海外に散らばった。そして異国の地で力を蓄えた華僑が、現在の
先進中国の足がかりを作った。

21世紀、今度は日本を離れた和僑たちが、同じ役割を担うこと
になるのか・・・。?

 

日本では、例によってマスゴミがアベノミクスで株価が上がった
だの、企業業績が回復しつつあると、うそぶいてますが・・・

基本、根本的に日系企業が復活している現象は皆無です。

例えば、海外進出が盛んなユニクロですが、離職率が相当に
高いようです。

本部に採用されるMBAをもった、元大手コンサル会社からの
中途転職組や、ほんの一部の叩き上げで、虎の穴と呼ばれる
店長時代を成功裏に乗り越えられた少数の生え抜き以外は、
ほとんど生き残れないシステムになっています。

虎の穴とも呼ばれる店長経験で、ほとんどの社員が疲弊し、
その後のキャリアの道が絶たれ、居づらくなって転職すると
いうのが、企業文化になっているんですね。

実は外資系企業の多くが、これに似たシステムを採用していて、
日本人で優秀な技術者やマネージャーが、その報酬の高さに
釣られて転職していった事例を何件か知ってますが・・・・

ほとんどの日本人がその非情な実力主義社会の中で、疲弊し
結局、長くその職に居れた人は、ほとんどいません。

つまり、高額報酬の意味は、あなたを使い捨てにします
よ・・・と、暗に言っている可能性すら、あるということです。

怖いですよね・・・

でも、これが海外で就職して、生きていくという現実でもある
わけです。

それで、海外でも起業を目指す人が、ドンドンと増えているし、
日本で成功した経営者がドンドンと海外進出してきてるわけ
なんですね。

マレーシアに20数年暮らしていて、思うのは、20年前は大手
日系企業の駐在員というステイタスが、輝いていました。

今は、憧れの海外移住を実現した熟年カップルや震災以降、
こちらに移住されてこられた日本人家族が主体になってます。

さらに、最近は海外脱出ブームに乗っかって、様々なサービス
が提供されてきているわけですね。

確かに、中には危険な投資スキーム等を扱う企業や個人も
入り混じって、混沌とした状況ではありますが・・・

日本人の人には、冷静に見分ける観察眼を持っていただきた
いということと、必要なサービスは上手く利用して、これからの
海外生活を生き抜いていっていただければ、と願います。

先日、街の中の土産物屋さんで、日本から来られた団体旅行
の一行に会いました。熟年の方が多く、大阪から来られている
ようでした。

その中の人の良さそうなおじいさんから、声をかけられました。

『海外避難ですか・・・?』

ちょっと、びっくりしましたが・・・・

おじいさんは、うらやましそうに、そのように聞いてきたのです。

確かに、皆さんの顔を見てると、ストレスだらけの日本を早く
抜け出して、海外暮らしがしたいという思いで、こちらの観光に
来られている人々が多いことに改めて気づかされました。

今こそ真剣に、自国を出て、世界各地の移住した先々の外国で、
見事に地盤を築き上げた、華僑やユダヤ人の知恵を学ばなけ
ればならない時代はないと、強く感じた次第です。



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