ユニクロの海外戦略 | マレーの虎ブログ

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19世紀多くの中国人が分断国家に成り下がった故国を離れ、
海外に散らばった。そして異国の地で力を蓄えた華僑が、現在の
先進中国の足がかりを作った。

21世紀、今度は日本を離れた和僑たちが、同じ役割を担うこと
になるのか・・・。?

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ユニクロの海外進出の勢いが止まらないですね。

柳井社長の今、世界的企業に脱皮しないとユニクロの
将来はないとのビジョンは大いに支持したのですが。。。

あまりにもその進出スピードが速すぎる。国内の若手人材
中心で世界的規模のオペレーションを行うにはユニクロは
若すぎる。

世界は様々な国家・民族からなっており、そこで話される
言語や生活習慣はそれぞれ違っており、ヨーロッパやアメ
リカでの成功がそのまま継続できると考えているとすれば、
まったく経営判断が甘い。

柳井社長の強運でこれまでも何度か大きな経営判断のミス
がありながらも、その後のメガヒットに恵まれる形で成長
してきているが、相変わらずその経営判断には疑問が残る。

今度は銀座に世界最大の旗艦店を出したが、消費傾向が減退
の一途を追っている日本に今、こうした大規模投資をする意
味がまったく分からない。

とにかく、資金にまかせて世界の一等地で旗艦店を立ち上げ,
ブランドを確立して、売り上げをあげるUniqlo Wayが長期
的成功を約束する保障するどこにもない。

ユニクロと同じく世界的企業を目指すIT企業の雄、楽天の
三木谷社長の自社の持つIT技術のシナジー効果を狙った世界
的規模でのM&A中心の戦略とはまったくその手法が違う。

世界的企業を目指し、社内共通語を英語にするというアイデア
までは同じだが、その経営戦略はまったく異なる。


下の写真最近はこちらの新聞STARで見つけたユニクロの一面
広告。

UNIQLO PICTURE


最先端アーティストのTシャツ広告のようだが、申し訳ないが、
売れ残りの在庫処分に見えてしまうのは私だけだろうか?


もし、そうなら。。。

はたして、このような高価な広告費をかけて、ユニクロでは売れ
そうにないダサい商品を扱ってますと宣伝することが、どれほど
大金をかけたブランド戦略を台無しにすることになるのか、この
広告担当者は気がついているのだろうか?


ユニクロの行方が心配だ。