先に話しておくと周産期心筋症ではなかった
周産期心筋症とは
周産期心筋症とは
心疾患の既往のなかった女性が
妊娠・産褥期に心不全を発症し
拡張型心筋症に類似した病態を示す
特異な心筋症
アリを産んですぐ後
貧血とは違った症状で胸のあたりが息苦しく
立ち上がれないといった状況だった
日に日に楽にはなったけれど
入院中は少なからずあって心配だったので
内科の医師にも見てもらうことになった
産後1000人に1人の割合で起こる
周産期心筋症という病気があるそう
説明を受け
家族に心疾患はいないかなども聞かれた
念のためにと心電図と胸のレントゲンを
撮ることになった
マレもいて新しい命も誕生して
自分が元気でないと本当に困ると思った
しばらくすると医師が病室を訪れ
周産期心筋症ではないと話してくれた
ただ症状が続くようであれば
循環器科を受診するように勧められた
とりあえずほっとした気持ちになって
これからは自分の身体も
もっと大切にしなくてはいけないと思った