新学期がはじまり一週間以上が過ぎた




 今日は保護者会




 その前に馴染みのママたちとランチをしてから

 母と待ち合わせをしマレを迎えに行き

 仕事が休みだった母にマレをみてもらった




 学級全体での保護者会では

 新しい先生の紹介や学級の方針について

 それから校長先生からの話もあった




 昨年からマレのことで学校とやり取りを重ね

 環境改善やインクルーシブ教育についてまで

 幅広く意見を交わしてきた




 そのかいあってかはじめて

 「インクルーシブ」

 という言葉が先生の口から出た




 そんな小さなことでも嬉しかった




 さらには正式な名称は忘れてしまったが

 校長先生が特別支援に関わる委員になり

 市内の全小学校を対象にした特別支援教育に

 取り組むのだと報告した




 支援学級にそれほど興味がないのでは

 というのがこの学校への印象だった




 けれどマレの学校での事故があり

 何度も訴えかけ話し合いをしたことで

 少しは気づきやきっかけがあったのかもしれない




 わたしはマレの怪我の代償として

 支援学級を中心とした学校経営

 インクルーシブ教育の前進をお願いしていた




 どう進むのかは分からないけれど

 やっとスタートラインに立てたような

 そんな気持ちになった