3月21日は「世界ダウン症の日」だった
目覚めた朝にマレがとなりにいることは
わたしにとってこの上ない幸せ
スマホを手にとってInstagramをチェックし
こう投稿した
2023.3.21
「世界ダウン症の日」
ダウン症のある人は身近にいますか?
話したことはありますか?
一緒に遊んだり学んだりしたことはありますか?
ダウン症について知ることは
インクルージョンについて考える
チャンスにもなります
今日は世界ダウン症の日
マレくんを知っている人も
ダウン症についてあまり知らない人も
ちょっとでもマレくんのこと思い出して
“共に生きること”
思い描いてもらえたら嬉しいです
【ダウン症ってなに?】
ダウン症(正式名称:ダウン症候群)とは
21番目の染色体が3本あるために起こる
生まれつきの疾患です
全般的に発達がゆっくりで
筋緊張が低く
また心臓や消化器官などの合併症状が
見られる人もいます
通常、ヒトの染色体は22対(44本)の
常染色体と2本の性染色体の
合計46本の染色体によって
構成されていますが
ダウン症はこの染色体の21番目が
3本あるために起こると考えられています
なので21トリソミーとも呼ばれます
【インクルージョンってなに?】
障害者の権利に関する
国連条約(UNCRPD)では
「インクルージョンとは、教育を受けること・就労することに関して、障害者がほかの人たちと同じように平等に、自由に受ける権利があるということ」
を示しています
でも、現実にはダウン症や
障害がある人々は
社会参加が十分にできていません
実現できない理由の一つとして
「インクルージョンとは何か」
ということに対する多くの人の理解が
一致していないからかもしれません
【インクルーシブ社会ってなに?】
社会を構成するすべての人は
多様な属性やニーズを持っていることを
前提とします
性別や人種、民族や国籍
出身地や 社会的地位
障害の有無など
その持っている属性によって
排除されることがあってはなりません
誰もが構成員の一員として
分け隔てられることなく
地域であたりまえに存在し
生活することができる社会が
インクルーシブ社会と言います
インクルーシブとは日本語にすると
「包み込むような・包摂的な」
という意味です