赤ちゃんは随分大きくなっていた

 頭も背骨も心臓の鼓動もしっかりと

 エコーで確認できる



 足を伸ばしたり曲げたりと元気だった

 つわりもだいぶ楽になってやっと安定期にも入る



 けれど安心したのも束の間で

 前回にした血液検査の結果を告げられて

 “幸せ妊婦”は程遠いなと

 自分の定めみたいなものをまた受け入れる

 その準備をしておこうかなと思った



 「風疹」「甲状腺」「トキソプラズマ」

 この3つがひっかかってしまい

 再検査と内科にも受診することになった



 風疹は抗体が低く、もし感染した場合には

 母体やお腹の赤ちゃんに大きな影響がある




    

先天性風疹症候群とは


免疫のない女性が妊娠初期に

風疹に罹患すると

風疹ウイルスが胎児に感染して

出生児に先天性風疹症候群 (CRS)と

総称される障がいを

引き起こすことがある



 甲状腺機能も妊娠により

 正常な値にならない場合がある



 マレの時も投薬をしていたが

 今回も正常な値にならず

 内科を受診することになった



 甲状腺ホルモンも胎児の身体発育に

 大きな影響があるため注意が必要だ



 トキソプラズマはネコ科の動物を

 最終宿主とする寄生虫で

 感染するとこちらも胎児に

 障がいを引き起こしたりと大きな影響がある

 ネコや砂場などには気をつけるようにと言われた



 風疹は子どもとの接触を極力避けるように言われ

 地域で開催している未就学児とママが対象の

 “おはなし会”はできなくなってしまった



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