このブログは当時の日記をたどりながら
ダウン症をもった希(マレ)を妊娠、出産、現在までを
詩と物語で綴っています
【171話】知ることの大切さ
ダウン症と告知をされた時
真っ暗な夜の海へと放り出されたような気分だった
力が入らず
どんどん深い海へと落ちていく
息をすることも忘れ
不思議と苦しくはない
困惑する気持ちと
先の見えない不安の中にも
客観的に捉える自分がいた
ダウン症とは一体何者なのだろう
ひとしきり泣いた後
携帯電話を手に取り“ダウン症”と検索をかけた
つづく
マレくん
夏用マット
D BY DADWAY
イブル
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