このブログは当時の日記をたどりながら

ダウン症をもった希(マレ)を妊娠、出産、現在までを

詩と物語で綴っています



【130話】家族の思い


家族から



“希お誕生日おめでとう”

 

とメッセージ付きの色紙が届いた



父の字が力強かった



家族に会いたいと思った



だけれど



こんな不安定な自分を見せるのも
嫌だなと思った 



心配をかけたくなかったし
涙を見せるのも嫌だった



何の気づかいも
もやもやとした気持ちもなく
ただ喜んでほしかった



生まれたてのマレを
家族みんなに抱いてほしかった



叶わなかった願いとともに
それでも生きる



幸せに生きる



あの頃
家族はどんな思いで過ごしていたのだろう



つづく



ハナキリン

大雨が降って

花びらに水が溜まってた



贈り物にも


お祝いケーキ






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ありがとうございます

本日も最後まで読んでくださり

ありがとうございます


わたくしごとですが

39歳の誕生日を迎えました


ひらめき


30代最後をどう楽しむか

40代をどう迎えるか


なんとな〜く考えながら

毎日を大切に

とにかく楽しく

過ごしたいと思います


お祝いケーキ


マレとパパと過ごせる

ふつうの一日が

わたしにとって最高の

誕生日プレゼントです


プレゼント