マドリッドで乗り継ぎをし、カイロ国際空港に到着したのは23時頃。


このエジプトには友達のYちゃんが合流して、11日間一緒にエジプトを

周遊する。
空港で待ち合わせをして、宿に依頼した送迎車でカイロ市内へ。


早速エジプトの洗礼を浴びる事に・・・



運転乱暴過ぎるでしょ!!!!!!!


クラクション鳴らし過ぎでしょ!!!!


みんな車線なんて無視だし、追い越しも無理やりだし、140Kmとか出してるし、延々にクラクション鳴らしてるし、もう、宿に着くまでの間に何度

「ぶつかる!! 事故る!! うるさい!!」

と思ったことか。


本当に怖かった・・・。
そしてYちゃんは完璧に車酔い。
宿に着いた時にはぐったりしていた・・・お気の毒様です(^_^;)



翌日は、観光初日という事で、宿の近くをプラプラ。

こんな事言うのは申し訳無いけど、

マジでエジプト人ウザイ!本当にウザイ!


鬱陶しいエジプト人にしつこく付きまとわれて疲れきってしまって、観光らいし観光は出来ずに終了。


でも、エジプト名物のコシャリは食べに行った。
米とパスタにミートソースがかかっていて、炭水化物×炭水化物×肉 という、栄養バランスもへったくれも無い、ただのエネルギー源にしかならない食事、それがコシャリ。
初めて食べたコシャリの味は、まぁまぁ美味しい。
でも飽きる。


その後、ピラミッド観光ツアーとルクソール・アスワン・アブシンベルの

ツアーを申し込みに行った。


私は古代遺跡が大好きだ。

特にエジプト文明の遺跡を見るのは長年の夢だった。

それなのに、今まで散々海外旅行をしていながら何故エジプトには

行かなかったのか・・・我ながら不思議だ。


カイロ三日目は、ギザ、サッカーラ、メンフィスの3箇所のピラミッドと

メンフィス博物館の見学をするツアーに参加。

ホテルまで迎えの車が来て、先ずはギザのピラミッドへ。



ギザのピラミッドは「世界三大がっかり」で有名。

実際に行った人からも「がっかりした」「想像してた程感動しなかった」と、良くない感想しか聞いていなかった。

「そんなにがっかりするのかな・・・」と思いつつ、実際にピラミッドが見えてくると、


「うわ~、本当にピラミッドだ~すごーい!」

「大きい~!!」


と、私はかなり感動した。


Over the Rainbow

                クフ王のピラミッド



目の前に聳え立つ石積みの巨大な建造物は想像を遥かに超えた大きさで、本当に圧倒される。
ピラミッドを構成している石の一つ一つもかなり巨大で、どうやってこの石を運んでピラミッドを建造したのか・・・


「古代エジプト人」 (←ここ強調) は凄い!



一番大きなクフ王のピラミッドを見学しながら一周した後、三大ピラミッドが見えるポイントへ移動。



Over the Rainbow



そして次はスフィンクス


Over the Rainbow


Over the Rainbow


スフィンクスのお尻には、ちゃんと尻尾がある事を初めて知った。
尻尾、体に巻きついてました (^~^)


この後はサッカーラのピラミッドへ。

サッカーラのピラミッドではピラミッド内部も見学する事に。


先ず、ピラミッド内部への出入口まで数十メートル階段を上り、入口を入った後は、暗くてかび臭い中を板張りの急な階段を中腰体制のままひたすら下っていく。


これが、めちゃくちゃキツい!!!!
私の後ろでYちゃんは「怖い!無理!」を連呼している(笑)


内部は特に何かがあるという訳でも無く、見学はすぐに終了。

さて、降りてきた階段は上らないと出口に辿り着けない・・・

地獄の「中腰階段登り」開始!


本当にキツかった・・・マジでキツかった・・・


出入口まで辿り着いても、これで終了では無い。

入り口まで長い階段を上って来ているので、当然また下まで降りないといけない。

そしてこれが!これが本当に大変だった!


中腰体制のまま長い階段を上り下りした後で、二人とも所謂「膝が笑う」状態になってしまい、まともに脚を動かす事が出来ない!

しかも既に筋肉痛!


手摺につかまりつつ、なんとか下まで降りた。

しんどかった・・・

ピラミッド内部に入った事を激しく後悔したのは言うまでも無い(*_*)


その後メンフィスの博物館と階段状ピラミッドを見学して、この日のツアーは終了。



Over the Rainbow

           ラムセスⅡ世の巨大石造  



Over the Rainbow

                階段状ピラミッド



8月のエジプトは灼熱地獄。
観光の途中から暑さでかなり辛くなってきて、ホテルに戻って来た頃にはグッタリ。


明日からルクソール・アスワン・アブシンベルのツアー。
カイロより南に行くので更に暑くなる。


そして、カイロのエジプト人曰く「ルクソールは人が悪い」らしい。


カイロでさえ暑さとエジプト人に対するストレスがMAXなのに、更に暑くなって人も悪くなるって・・・


大丈夫かな・・・私達・・・(@_@)

(この日は写真が一枚もありません・・・Sorry)


私がこの宿に泊まった目的・・・それは温泉仲間を見つける事。


明日はハンガリーを出なければならないので、今日はナオミちゃん、サヤカちゃんと3人で温泉施設へGO!


いくつかある温泉施設の中から、サリーちゃんお勧めの「ルダッシュ」へ。
温めの温泉が多い中、ここは42度という熱々のお風呂もあるらしい。
でも、日本と違って入浴時は水着着用が普通。


熱々のお風呂に水着で入る・・・どうなんでしょう・・?


施設の中はかなり設備が充実していて、ロッカーは個室タイプ。
温度の違うお風呂がいくつかあり、サウナ、打たせ湯、プール、マッサージルーム等々、日本のスーパー銭湯に負けず劣らずの充実ぶり。


そして、熱々の湯船に入った感想は・・・



音譜ドキドキアップ音譜ドキドキアップ



て感じっす (^ε^)


まぁ、水着着用というのがちょっと違和感有りといった感じは否めないながらも、熱いお風呂に入ってゆっくり温まれるというのは、日本人にとっては嬉しい限り。


ここの温泉、水着を持っていない人は施設が用意した布を着用するらしい。


そしてその布が・・・何と言うか・・・金太郎の腹掛け??


みたいな感じの作りになっていて、その布をかなり恰幅のよろしい韓国人のおばちゃん二人が着用して温泉に入っていたのですが・・・


水着を着ましょう(笑)


そして、水着も布も着用せず、全裸で入浴していらっしゃるハンガリー美女がお一人。
ナオミちゃんは、全裸美女と温泉に浸かりながら異文化交流に勤しんでおりました。


2時間ほど、ぬるいお風呂⇒熱いお風呂⇒ぬるいお風呂⇒熱いお風呂

と楽しんで、温泉タイムは終了。


施設を出た後は遅めのお昼ご飯を食べ、今日の第二のイベント

「フォアグラ!」を購入しに市場へ。

ハンガリーはフォアグラの産地なので、日本では考えられない程安い値段で買える。
という事で、今日は数人でお金を出し合ってフォアグラディナー。

市場でフォアグラ、野菜、パンを買って宿に戻り、調理開始!


フォアグラ調理は私が担当。
カットしたフォアグラに小麦粉を振り、ホットプレートで焼くだけ。超簡単。
フォアグラは焼くと大量の油が出るので、そこにバルサミコ酢、お醤油を足してソース作り。

あとはサラダ、パン、茹でたマカロニを用意してディナー完成。

お味はというと・・・



最高です!!!! ヾ(@^▽^@)ノ



シェアしたメンバーにも大好評で、フォアグラディナーは大成功でした。


食後は、明日から始まるエジプト・中東ラウンドでの「ラマダン」対策について、旅の先輩達から情報をひたすら集め、そして皆から


「ラマダン厳しいよー」

「いや~、かなり厳しいっすね」

「頑張って乗り切ってね。」

「僕はラマダンを避ける為に中東からヨーロッパに逃げてきましたよ」


・・・・ ( ̄ー ̄;


等々、まったく何の励みや参考にもならないアドバイス&激励を貰った。


そう、私がエジプトに入って1週間後から、イスラム圏ではラマダン

所謂「断食月」が始まる。
私にとっては、それがどれだけ厳しいものなのか全く未知の世界。

未体験ゾーン。

まぁ、何とか乗り切るしか無い。


どうなる事やら・・・。

皆様、新年明けましておめでうございます。



昨年7月12日より世界一周一人旅に出発し、イースター島にて新年を迎えました。
気づけば旅も約6ヶ月を経過し、残すところ2ヶ月。


ブログの更新は超~滞っておりますが、旅は着々と進んでおります。



恐らく・・・





いや、間違いなく・・・











帰国までにブログが追いつく事は無い!!!








と思われますが、帰国後も最後まで投げ捨てずに更新する予定ですので、どうか長~~~い目で見守って頂けたら幸いです。


本年もどうぞよろしくお願いいたします。






Over the Rainbow