優勝請負人! 稀山 亀一郎 -4ページ目

優勝請負人! 稀山 亀一郎

おれは稀山亀一郎(まれやまかめいちろう)。高校球界では「優勝請負人」と呼ばれている。輝かしい現役時代。プロ入り拒否し、教師として赴任した都立墨谷高校で、弱小だった野球部を5年で夏の甲子園優勝に導いた。優勝請負人、おれ稀山亀一郎の明日はどっちだ!!!

就任初日。まずはキャプテンが挨拶に来てくれた。2年生ショートの関根広勝。

キャプテンとのことだが、なんとも凡庸な選手だ。特に打撃が見劣りする。



優勝請負人! 稀山 亀一郎


部員は1・2年合わせて16名。全員がベンチ入りできてしまう。この戦力で秋の新人戦を戦っていくのだ。

実力的にはDランクに位置づけられる。最低のEランクよりはまだマシだが・・・攻守ともにかなり低レベルである。


【投手】 

エースは2年生の関根寿人。右のオーバーハンド。持ち球はカーブとスライダーだが、スライダーのほうが可能性を感じる。カーブは捨ててスライダー一本で育成する方針。

控えは1年生の秋山。右のアンダーハンド。直球、カーブともにひどいレベルだ。こちらも変化球はカーブ一本に絞って育成する。


【野手】

打撃では、2年生の長谷川、中村、田島が目を引くが、ほかの選手はまったく打てそうにないカンジだ。くわえて、守備のレベルの低さは絶望的で、これでは試合でもエラー続出だろう。特に打撃のいい長谷川、中村の守備のヒドさが目立つ。どうしたものか・・・。



1年生については、まだ2年間も選手生活があるので、いまのうちに適性のあるポジションにコンバートしておく。石井をライトからサードに。太田暢昭をサードからセカンドにコンバート。新しいポジションで練習を開始する。



10月のアタマには春のセンバツに向けて、県予選がスタートする。この1カ月は守備の特訓期間に充てることを決意する。秋のこの段階で、少しでも長く勝ち進むには守備を固めるのが近道だ。打撃は水モノ。最後にモノをいうのはやはり投手力を含めた守備力なのだ。なので、打撃の良い長谷川、中村をあえてレギュラーから外すことにした。打てなくてもいいから守り勝つ。今年の秋はこのスタイルで大会に臨もうと思う。


レギュラーは下記の通り。


④小池

⑨吉田

⑧太田一貴

⑦田島

⑤石井

②青木

③山崎

⑥関根広勝

①関根寿人

おれは、稀山亀一郎(まれやまかめいちろう)。このたび埼玉県にある「大宮北」高校に社会科教師として赴任することになった。



優勝請負人! 稀山 亀一郎

今回も野球部監督への就任要請が来ているのだが、その野球部も実力的には今一つとのこと。県予選でもこれまで上位に進出したことはなかったと聞いている。



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期間は10年間。10年間でどこまでできるか。幸いにも練習機材は最高のものが揃っている。やり方次第では早期の甲子園出場も夢ではない。腕が鳴るぜっ!




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↑ヒゲの校長先生