まれさんのブログ(萩原希仁)平成徒然草 -2ページ目

まれさんのブログ(萩原希仁)平成徒然草

恋愛、哲学、セックス、思い出、人間行動学、病気、精神

30代中半、今思えば、何て青かったか。

それでも、お客と話し込んでいて、今思えば、

小っ恥ずかしい限りだ。

人生は深い。

最近、自分自身が癌で、余命宣告を受けて、

はたと気付く事さえ多いのだ。

あの頃、そんなお客さんと、どの面下げて、

話していたのだったか。

どうか、大きな心で、お許しください。

今なら、少しは解ります。

あのカウンターンの端っこで、重い空気の中で、

静かに呑んでいたあなた。

常連を捕まえて、閉店後に遊んだ、

麻雀の愉快だった事。

みんな、本当にありがとうございました。

今思い出せば、地廻りの面々までが、

懐かしく愛おしい。
多分、出血が多いんだろう。

ちょっと気を抜くと、パンツが血で

汚れてしまう。

案の定、ろれつが回らない。


明日は、杖の力を借りて、

近所の肉屋まで、頑張ろう。

自分へのご褒美に、

旨いステーキ肉を買おう。

未だ、焼く力が残っている内に。

天気だと好いなぁ。

雨だと、きっと歩けないので。

ちょっと可笑しいが、付け合せは、

キャベツの千切りだ。

あの店のは、細くて甘いから。


物欲や、金銭欲は、とうに消えた。

性欲も危ない。

だが、食欲は健在だ。

だから、素直に従おうと思う。


デザートは、赤くて甘いメロンだ。

果たして、重いメロンを、持って帰れるか。

大勝負である。

余命宣告を受けた、末期の大腸癌患者としては、

不思議に、平穏な日々をおくれている。

とは言っても、腫瘍からの出血で、

ろれつが回らなくて、友の電話をとれない日もある。

痛み止めの効きが悪いと、一睡も出来ない。

どちらでも無くても、病院へ、検査に行く日は、

帰ってからも、疲れきって、動けない。

でも、まだまだ、幸せだ。

調子が良い日は、こうやって、ブログも書ける。

驚くほど時間は掛かり、打ち間違いは多いが。


流石に、テレビで、末期癌患者を扱った、

ドラマを観ると、落ち込む。

自分にも、奇跡が舞い込まないものかと、

少し、甘えたくもなる。


欲はかかない。

せめて、逢いたい人に出向く体力が欲しい。

自由に電話で、話す力が欲しい。

でも、諦めない。

小さな奇跡を待ち焦がれている。


死への怖れでは無くて、生きる事に、

もう少し、未練がある。

高齢で、気弱になった母の、世話もある。


未だ、気力は萎えていない。
人間の一番の哀しさは一体何だろう。

それは人生が、一回こっきりなのに、

人生の真理を理解する為には、

我が身に降りかかって、実経験しないと、

或いは、痛い思いをしないと、

心に沁みない事ではないか。

このシステムの中では、人生は、

余りに短すぎる。

この意味では、なるべく若い時代に、

失敗したり、痛みを味わう方が好い。

やり直しが効きやすいからだ。


その場を取り繕う嘘で、逃げる事の、

無意味さを、心から理解するのは難しい。

真っ直ぐに生きて、赤恥をかくのが実は、

最も、傷が浅いものなのだ。

こんな人生真理は、実体験でしか身に付か無い。


先人の書物を読まないよりは、読んだ方が好い。

人生の先輩の話も、耳を傾けた方が好い。

でも、それで、安心は出来ない。

浅い知識を、軽く身に付けたに過ぎないから。

兎に角、前向きにぶつかって、経験するが好い。


僕は、もう直ぐ、天に還る。

多少偉そうな発言を許していただきたいと思った。



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織田信長が、本能寺の変で部下の謀反で、

自決する直前に発した言葉。

「是非も無し。」

僕は、昔から、この言葉が好きで、

自分も、最期はこう言いたいと、

心から願っていた。

戦国の魔王らしく、微塵も、

女々しさが無く、腹が座っている。

明智光秀の、能力を熟知し、

それ故に、少しのあがきも無い。


さて、僕は、末期癌で、

もうじき、逝かねばならないと知った。

だから、今こそ言おう。

「是非も無し。」


人生は素晴らしい。

だから去るのは辛い。

しかし、ここは、ぐっと腹を据えて、

全てを飲み込もう。


恐怖と裏腹に、好奇心が膨らむ。

何せ、死ぬのは、初めてだ。
僕は、最悪の親不孝をする。

一人息子なのに、母をおいて逝く。

死ぬこと以上に、それが悔しい。

僕は、一回こっきりの人生を、

しっかり生きただろうか。

勿体無く、無駄にはしなかったろうか。


いや、それは、今日からも同じ。

自分自身に言い聞かせる。

未だ、少しらしいが、時間はある。

それを、どう生きるかだ。


伝えたい人、伝えたいことは、多い。

死への恐怖以上に、それが終わるかどうか、

その焦りが強い。


愚痴っている暇は無い。
血液が足りなくなると、目が回るので、

これから、入院して、輸血してきます。
自己の癌を発表して以来、友人知人からの、

連絡を多数いただいてます。

とても嬉しく、お逢いたいのですが、

僕の大きく育った大腸癌は、困った事に、

常に出血していて、実は、輸血の連続で、

生き延びています。

その為に、ろれつも回らず、常に、

貧血で、気絶する可能性があります。

その状況が変化すれば、こちらから、

喜んで、ご連絡いたします。


友情・愛情には、感謝・感謝です。


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人は死ぬ。

それは自明なのだが、通常は、死期を知らぬ。

それが、癌などで、急に通告されると、

正直、物凄い衝撃を受ける。

半世紀を生き抜き、自分の死生観に、

自身すらあった自分も、相当動揺した。

身体の痛みには、強いほうなのだが、

どうも、死につながると思うと、

辛さが、ひとしおである。


主治医の見解では、余命、20ヶ月。


天に還る前に、見たいものがある。

一つは、日本国憲法の改正版だ。

その為にも、力を尽くしたい。

色々な解釈で、乗り切るいい加減さは嫌いだ。


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メールマガジンの読者をはじめ、皆様には、

大変ご迷惑をおかけしております。

実は、癌が発覚し、しかも、末期状態の為、

色々と、慌ただしくしております。

強がりではなく、死生観は持っているつもり

なのですが、高齢の母の事など、

やるべき事は、意外と多いのです。

今後の治療方針に目処がたったら、

まだ、書く事は、継続する所存です。


憲法改革など、まだまだ、言いたい事が、

沢山あります。

残された時間で、どこまで言えるか、

頑張ってみるつもりでいます。

誤字脱字など、お許しください。


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