フジテレビ系(FNN) 8月12日(日)18時27分配信
520人の犠牲者を出した日航機墜落事故から12日で27年となり、多くの遺族が群馬・上野村の墜落現場を訪れ、日本航空の植木社長も、就任後初めて慰霊登山を行った。
このあと「慰霊の園」では、追悼式が行われ、墜落時刻の午後6時56分にあわせて黙とうがささげられる。
大変な惨状だったと言う。
かつて、御巣鷹山へ、一番最初に救助へ向かった、
自衛隊の現場隊長、陸軍中尉だった人間と、
一緒に仕事をした事があった。
彼は、自衛官を退官していて、全く別の仕事であった。
彼は、どんな時も、全く音を上げなかった。
鉄の人だと思ったが、彼は言った。
あの日、御巣鷹山で、自分は生まれ変わったと。
二人だけで、飲み明かしている時だったが、
僕は、それ以上は聞けなかった。
容易に想像できた。
500人以上の遺体が散らばる現場。
動揺する若い部下を、叱咤激励(しったげきれい)して、
黙々と作業を進める。
屈強な自衛官と言えども、地獄であったろう。
彼も、それ以上は話さなかったが、最後に言った。
まともに食事が喉を通ったのは、2週間後だったなぁと。
確か、あの時、少女が1人助かっていた。
もう、40歳近いだろうか。
お元気で、居るのだろうか。
