平成歌謡 | 西から太陽

平成歌謡

静かな日曜の夜


そちらは雨ですか




発信画面を開いては


かけるかどうか迷っている


時間が経ち過ぎ待機画面


また呼び出しての繰り返し




優柔不断で時間が過ぎる



零時前


駆け込みの限界に


かけました


緊張で目が回り

慌てて耳にあて


深呼吸しながら繋がるのを


待つ



長く呼び出して



あの無愛想な低い声が


受け止めた



起きてたくせに眠そうな声で


「どうした」って聞いて


煙草に火を点ける音がして


息を吐いてから


軽く


笑う