GRAFFITTI BRIDGE
90年にプリンス自身が監督した同名映画のサウンドトラック的作品。ザ・タイム、メイヴィス・ステイプルス、ジョージ・クリントンなど、ブラック・ミュージックの大御所が多数参加し、アルバム全体に骨太のファンクネスが漂う、プリンスらしい1枚。
90年にプリンス自身が監督した同名映画のサウンドトラック的作品。ザ・タイム、メイヴィス・ステイプルス、ジョージ・クリントンなど、ブラック・ミュージックの大御所が多数参加し、アルバム全体に骨太のファンクネスが漂う、プリンスらしい1枚。
ポップ・ヒストリーの中で最も有名な未完成アルバムといわれるビーチ・ボーイズの『スマイル』が、37年の歳月を経て、ブライアン・ウィルソン自らの手でついに完成した。彼の音楽を心から愛し理解しているジェフリー・フォスケット、ダリアン・サハナジャ(ワンダーミンツ)ら現在のツアー・バンドのメンバーによる強力サポートがあるとはいえ、21世紀の今、これほど緻密に構築された『スマイル』の新録版が聴けるとは、ファンの多くは夢にも思っていなかったはずで、それだけに、今まで“点”だったものが初めて“線”で繋がった感動は計り知れないものがある。そうした古くからの熱心なファンはもちろんだが、アメリカン・ノスタルジアを巡る壮大な一大叙事詩ともいえるこのシンフォニックな大作は、若い世代のポップス・ファンをも、現代のロックでは味わえない豊かな世界へと誘うだろう。
最高傑作と言われることも多い、1970年発表のソロ3作目。全体的にアコースティックな肌触りの、穏やかな雰囲気の作品だ。特に、シンプルで叙情的な名曲<1><2><3>などを聴けば、彼がいかに優れたメロディ・メイカーであることがわかる。
また、南部の黒人差別について歌う名曲<4>や<9>などに於いては、激しくギターを掻きむしる、後年の彼の姿を垣間見ることができる。そういった意味で、彼のコアとなる部分が詰まった作品であるといえるだろう。このアルバムに収録された曲は、後々まで彼の重要なレパートリーとなった。
ドナルド・フェイゲン、13年ぶりのソロ・アルバム『Morph The Cat』。ロックンロールの殿堂入りのデュオ、スティーリー・ダンの1人によるコンテンポラリー・クラシックと言える作品。フェイゲンの冒険的な音楽の奥行き、独特の厚みのある歌詞、おもしろみのある主題(レイ・チャールズの幽霊との会話から、ジョーンという名前の空港警備員とのロマンチックな関係まで)で、『Morph the Cat』はロックにおけるもっとも洗練された音楽を歴史に記す最新章となっている
「リアノン」や「セイ・ユー・ラヴ・ミー」「オーヴァー・マイ・ヘッド」といった彼らの代表曲を収録する、全米NO. 1アルバムにして音楽史にその名を刻む名作『ファンタスティック・マック(原題: Fleetwood Mac、通称White Album)』
2023年1月26日(木)- 3月25日(土)