古民家鑑定士とは | ノイズのなぐさめ

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古民家鑑定士とは、厚生労働省認可財団法人職業技能振興会により、古民家の評価をすることを目的に創設された公的な資格で、現在約1800名が全国で活躍しています。
 古民家鑑定士はその名称通り、「古い民家の保存、活用、再利用を目的に、建築的見地および環境保全の見地に立ち、専門的な知識と技術を用いて、お客様に適切なアドバイス」を行ないます。
今まで古民家は固定資産税の観点から評価されており、「価値がない」とされてきました。
しかし古民家鑑定は、建築的見地、環境保護の観点、そして住文化の継承という諸点からの基準に基づいた評価を行っております。
 田舎暮らしの人気が高まりを見せる一方で、古民家は買い手にとってリスクの高い商品でした。
古民家鑑定の意義の一つはこの問題の解決で、詳細な鑑定により古民家の商品としてのリスクを軽減することにより、古民家の流通市場が活性化します。
また、より多くの《本来は解体(=廃棄)されるかもしれなかった古民家》が活用され、環境負荷が非常に高いと言われる建築からの廃棄物の削減に繋がります。
 更に、世界一とも言われる日本の木造建築技術の継承に繋がります。
古民家の鑑定をしますと、100年前の大工の技術の高さに驚かされます。
今では技術の高い大工や職人も、その腕を発揮出来る場面は少なく、次の世代に技術が受け継がれないことが危惧されています。
しかし、古民家の再生・補修や移築には、伝統的な日本の木造技術が要求されますから、日本の木造文化を支えてきた大工の技術を継承するうえで少なからず役に立つものと確信しております。