アレクセイの泉 | ノイズのなぐさめ

ノイズのなぐさめ

歪んだ美意識。
ちっぽけ 些々たる しがない
たわい無い 些末 末梢的
スマート、スィート、デンジャラス
大切なのは長く働くこと。

『 【地図から消された村、ベラルーシ共和国ブジシチェ村】
1986年4月26日、ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所の大爆発によって、最も深刻な放射能汚染の被害にあった地域にある、小さな村。実際、この村の美しい森は、チェルノブイリと同じぐらい汚染されており、60キュリーから150キュリーの放射能が、検出されています。事故直後、40キュリー以上が、強制移住として指定された地域だったので、汚染度はかなり深刻で、当然、この村に住んでいた約600人の人々は、別の地域へ移住していきました。現在、この村に残っているのは、55人の高齢者と、ただ一人の若者、アレクセイだけ。 彼ら56人も、この村を出ていくことを、何回も何回も考えたはずです。けれども、どうしてもこの村を捨てていく気にはなれなかった。それは、あの泉の水があるからです。ジャガイモ畑も学校も、あらゆる土地が汚染されているにもかかわらず、何と、この泉の水からは、まったく放射能が検出されないというのです。』