前作『ニュー・ロック』から約3年半ぶりに届けられた本作は、以前に比べずっと肩の力が抜けた、リラックスして聴ける作品に仕上がった。これ見よがしなところ、押し付けがましいところがなく、それでいて確実に新しい。実にすばらしいロックアルバムだ。
テクノロジーの使い方は非常にこなれて、スマートで自然。また特筆すべきはヴォーカルの比重が大きくなった点。たとえば<12>や<13>などはシングルになってもおかしくない程ポップスとしての完成度も高い。
ほぼ同時期にリリースされたコーネリアスの『point』と同様に、ポストロックやエレクトロニカ以後のポップミュージックのあり方の1つの方向性を指し示す傑作だ。(今井直也)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
3年間の沈黙を破る3rdアルバムが完成。日本人でありながら洋楽ユーザーにもアピールできるクオリティの高い作品集。これまでになくポップな曲を含み、最高傑作といえる1枚になった。
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~ BUFFALO DAUGHTER and DELAWARE, Buffalo Daughter