電子楽器と電子音楽の略年表 ~20世紀編~
1950年代以前
電子音楽の黎明期
1906年 アメリカのタディウス・ケイヒルが、テレ・ハーモニウムを発明
1920年 ロシアのレオン・テルミン博士(1896~1993)がテルミンを発明
1926年 ピアノラ
1928年 フランスのモーリス・マルトノがオンド・マルトノを開発
1929年 ハモンド・オルガン
1930年 ドイツのフリードリヒ・トラウトバインとオスカー・ザラがトラウトニウムを開発
1936年 ローレンス・ハモンドがハモンド・オルガンを開発
1937年 ドン・レスリーがレスリー・スピーカーを開発(回転スピーカー)
1941年 オンディオライン
1948年 ミュージック・コンクレート(テープ編集による具体音楽)
1951年 ケルン電子音楽スタジオ開設
1953年 シュトックハウゼンの世界初の電子音楽作品『習作I・II』(独ケルン放送局の電子音楽スタジオにて)
1953年 黛敏郎『X・Y・Z』
1955年 NHK電子音楽スタジオ設立
1956年 アメリカのハリー・F. オルソンとハーバート・ベラーがRCAエレクトロニック・ミュージック・シンセサイザーMark Iを開発
1958年 日本ビクター ビクトロン発売(国産初の真空管式電子オルガン)
1959年 ヤマハ エレクトーン発売(国産初のトランジスタ式電子オルガン)
1960年代
電子音楽の発展期
1963年 メロトロン [ra](磁気テープ再生楽器)
1963年 京王技研(コルグ) ドンカマチック発売(国産初のリズムボックス)
1964年 シン・ケット
1965年 エレクトロニウム
1965年 ロバート・A・モーグ博士(1934~)がモーグ・シンセサイザーを開発
1965年 ドナルド・ブックラがブックラ・シンセサイザーを開発
1968年 ワルター・カーロスがモーグIIIで制作したアルバム『スイッチト・オン・バッハ』を発売(グラミー賞受賞)
1969年 アープ・シンセサイザー
1970年代
アナログ・シンセ
の時代
1970年 アープ2500
1970年 ミニ・モーグ(Mini Moog)発売 (※当時は一般的にミニ・ムーグと言われていた)
1970年 大阪万博で武満徹、高橋悠治、クセナキスが曲を発表。
1972年 アープ・オデッセイ
1972年 冨田 勲『スイッチト・オン・ヒット&ロック』発売
1974年 冨田 勲『月の光』発売
1974年 クラフトワーク『アウトバーン』発売
1976年 EMSがStudio Vocoderを発売
1976年 ジャン・ミッシェル・ジャール『幻想惑星(OXYGENE1-6)』発売
1977年 ローランド マイクロコンポーザーMC-8を発売(デジタル・シーケンサー)
1977年 ジャック・クラフト&ラリー・アレクサンダーがアープ2600を使用したアルバム『1812年』を発売
1978年 シーケンシャル・サーキット社がプロフェット5を発売
1978年 喜多郎 LP『天界』発売
1978年 細野晴臣 LP『イエロー・マジック・オーケストラ』発売
1979年 ローランドがVP330を発売(※トキオ!でお馴染みのヴォコーダー)
1980年代
デジタル・シンセ
の時代
1980年 オーストラリアのフェアライト社がCMIを発売(デジタル・サンプラー)
1980年 ローランドがTR-808を発売(リズム・マシン) ※通称:八百屋(ヤオヤ)
1981年 E-MU Systems社がイミュレーターを発売
1981年 YMOがLMD649(※)を使用した世界初のサンプリング・アルバム『テクノデリック』を発売
(※松武秀樹氏らが共同開発したサンプラー)
1983年 ヤマハが往年の名機DX7を発売(FM音源搭載デジタル・シンセサイザー)
1983年 MIDI規格の誕生
1985年 ATARI社が「アタリST」シリーズを発売(MIDI標準搭載の音楽制作に特化したPC)
1988年 コルグがM1を発売(ミュージック・ワークステーション)
1990年代
卓上音楽(DTM)
の時代
1991年 GM(ゼネラルMIDI)規格の登場(MIDI音色マップの統一)
1992年 ウェンディ・カーロスが25周年記念アルバム『スイッチト・オン・バッハ2000』を発売
1993年 ヤマハVL-1(バーチャル・アコースティック・シンセサイザー)
1996年 ヤマハがソフトシンセサイザーを発表
1996年 冨田 勲がCDエクストラ『バッハ・ファンタジー』を発売
1997年 ジャン・ミッシェル・ジャール『OXYGENE 7-13』を発売
1998年 YMO結成20周年記念CD-ROM『SELFSERVICE』発売
http://www.geocities.jp/nasu_fantasia/history.html