'60~'70年代に米国の電子音楽の世界において大きな功績を残し、モンド・ブームのおこった'90年代にレイモンド・スコットなどと共に大きくマニアックな再評価を得たブルース・ハークが、'60年代に設立したレーベル、ディメンジョン5から発表した5枚のアルバムが世界初CD化!快挙!
このレーベルはエスター・ネルソン(レーベルの共同設立者)が子供達にダンスを教えていた教室で演奏していたハークの音楽を、家庭でも楽しめるようにレコードにするため設立されました。
子供達に大人気だったと言うハークの演奏は、まだ電子楽器がほとんど発売されていなかった為、自作の楽器を多用してアイディアいっぱいに行われていたものです。そんな経緯を思いながらこのファニーな音楽を聴くだけでシアワセになれる気がします。'88年にハークは亡くなりましたが、レーベルはその後も存続していて、カセットを発表したりしているそうです。
いずれにしろ、メガ・レアだったアルバムが、こうしてテガルに聴けるようになったのは喜ばしい事です。子供に聴かせてみては?
モーグものの裏名盤と言えるブルース・ハーク 『エレクトリック・ルシファー』 が待望のリイシュー!!
本作 『エレクトリック・ルシファー』 がリリースされた68年から69年と言えば、モーグもののはしりウォルター・カルロスの『スイッチ・トゥ・バッハ』 (68年)、仏のペリー・アンド・キングスレイがモーグIIを大々的に使用した『カレイドスコーピック・ヴァイヴレーション』 (67年)、モートン・ガーソン 『エレクトリック・ヘアー』 (69年) …、と歴史に残る数々のシンセサイザー・ミュージックが誕生した頃。
ブルース・ハークは、CM音楽の制作で培ったミュージック・コンクレートの技法とハンドメイドの発信機や数々のエフェクターを駆使したエレクトリック・ミュージックを自然と一体化することで、この 『エレクトリック・ルシファー』 を作り上げている。合わせてクリス・カチャリス (ディメンション5のジャケットなどを手がけている) から受けたサイケデリック・ミュージックへの影響が、この作品をユニークかつストレンジなものにしている。
実験的な編集やサイケデリック風コーラス・ポップ、シーケンスやシンセSEを多用などのスタジオでの実験をコンパクトにまとめた、シンセサイザー・ミュージックを代表する1枚。
今回のリイシューに際し、ブルース・ハークへのインタヴューと未発表音源をボーナス・トラックとして収録。