考えを醗酵せよ。寝かせろ | ノイズのなぐさめ

ノイズのなぐさめ

歪んだ美意識。
ちっぽけ 些々たる しがない
たわい無い 些末 末梢的
スマート、スィート、デンジャラス
大切なのは長く働くこと。

思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫) (文庫)
外山 滋比古 (著)

アイディアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空を駆けるには?自らの体験に則し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。

考えること、思考の整理方法について、体系的に書かれた入門書。
最初の「考えを醗酵せよ。寝かせろ」と書かれた章は、
ジェームス・ヤング著「アイデアのつくり方」と全く同じ事を言っている
ので、驚きました。

1986年に書かれた本なので、インターネットに関する記述が無いなど
いささか古い面もありますが、

それでもなお今でも通用する部分が多々あります。

目からウロコだったのは、「忘却する努力をせよ」ということ。
これからは、人間の頭は知識を詰め込む「倉庫」ではなく、
新しいものを創り出す「工場」であるべきだ。

そして、思考の整理という観点から眺めると、
倉庫でいう整理とは、考えをまとめること。

工場でいう整理とは、いらないものを捨てること。
つまり、これからの私たちに求められることは、忘却することだ。

目からウロコでした。今まで詰め込み教育をされており、
知識を得ることが重要だと思っていた私にとって、
「忘れていいよ。いや、忘れなさい」と言われたのは初めてでした。

また、著者はこんなことも言っています。

「話を聞いて、つまらないと思ったことをノートに書きなさい。
 そして、大切なことはノートに書くな。」

どういう意味だと思いますか??かなり逆説的な意味ですが。。。
詳しくは、本文を読んでみてください。
「考える」という本当の意味を示唆してくれる本だと思います