在日韓国・朝鮮人二世として熊本市に生まれる。
熊本県立済々黌高等学校を経て早稲田大学政治経済学部卒業、早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。西ドイツ・エアランゲン大学留学(1979年 - 1981年)後、明治学院大学講師、国際基督教大学準教授を経て、東京大学教授(所属:社会情報研究所 情報行動部門)。現在、東京大学情報学環教授。専攻は政治学・政治思想史。研究分野はアジア地域主義論・日本の帝国主義を対象としたポストコロニアル理論。
当初、日本名永野鉄男(ながのてつお)を名乗っていたが、早稲田大学在学中、韓国文化研究会に参加し、1972年訪韓以来、朝鮮名を使用する。
在日韓国学生同盟(韓国文化研究会)が連帯を謳っていた韓国における学生運動から「左の独裁にも右の独裁にも反対する」という声明が出たときに、これを、丸山眞男の「民主主義の永久革命」と読み替えていくことにより北朝鮮に対してさめた眼を保ち得たと後に語っている。1984年、外国人指紋押捺を拒否するが、ヒロイズムとは違った道でしか解決は見出せないと考え、最終的には押捺に応じる。この間の苦渋に満ちた経験からプロテスタントの洗礼を受けた。
近年は朝まで生テレビ!を始め、多くの討論番組やトーク番組に頻繁に出演し、独特の語り口調で知られる。論敵は親米保守の村田晃嗣であり、主に外交問題にて対立。番組終了とほぼ同時に席から立ち上がって、スタジオを去り行くことが多い。50歳にして運転免許を取得。最近の趣味は登山・ドライブ・絵画。
姜尚中