日本の文壇は腐っている | ノイズのなぐさめ

ノイズのなぐさめ

歪んだ美意識。
ちっぽけ 些々たる しがない
たわい無い 些末 末梢的
スマート、スィート、デンジャラス
大切なのは長く働くこと。

2006年1月27日発売。劇団ひとりはこの作品で小説家としてデビューを果たした。小説には、ひとりの芸を思わせるような多彩な人物が登場する。芸人の書籍といえばネタを収録したネタ本が主流で、中には恋愛指南本や写真集といった異色のものがある。しかし、本書はそれらの企画本とは異なり「お笑いタレントが本気で書いた小説」として話題を集めた。処女作にしては非常に好評で、100万部を突破した(2008年1月1日付)。

直木賞有力候補に挙げられ、受賞が期待されていたが平成18年上半期の受賞候補にはノミネートされなかった。爆笑問題の太田光がこの作品を、「この小説が直木賞を受賞しなかったら、日本の文壇は腐っている」と高い評価を下している。又、太田が自身のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』で絶賛した翌日に出版社が増版を決定した。2007年の本屋大賞にノミネートしたが、こちらも受賞は逃した。帯には恩田陸、大槻ケンヂ、山田宗樹の名立たる作家が、絶賛のコメントを書いている。

このことはレギュラー出演中の『平成教育予備校』(フジテレビ系、現・熱血!平成教育学院)で正解するたびいじられた。

劇団ひとりの小説家デビューに影響されたかは不明だが、本書出版後に品川庄司の品川祐、南海キャンディーズの山里亮太が小説を発表した。