修道院で育ち、17歳の時に美術商と結婚し、彼の知り合いだったローリング・ストーンズのマネージャーに見出され、64年ミック・ジャガーとキース・リチャーズの「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」で歌手デビュー。これがヒットし、65年にはシングル3枚とアルバム2枚をリリース。
1966年「アンナ」「メイド・イン・U.S.A.」
1967年「あの胸にもういちど」
1993年「ショッピング」「豚が飛ぶとき」
2000年「インティマシー/親密」
2004年「トゥルーへの手紙」(ナ)
2006年「マリー・アントワネット」「パリ、ジュテーム」
60 年代中期に「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」を歌った美少女の印象がいつまでも人々の脳裏に焼きついているマリアンヌ・フェイスフルだが、その後乗り越えなければならない人生の障害が十分にあったのも事実。当初は音楽よりも私生活の方面からポップ・アイコンの地位を得た彼女は、60年代を通してミック・ジャガーに愛される金髪のアイドルであったと言っていいだろう。60年代後期にでっち上げられたマーズ・バースキャンダルが原因で業界のブラックリストに載り、急激に麻薬中毒の喧騒にはまっていったが、79年には名盤『ブロークン・イングリッシュ』を発表して、再びアーティストとしてシーンに復帰。パンク /ニューウェイヴの台頭とちょうど時期が重なったことも功を奏したが、かつてのエンジェル・ヴォイスがしゃがれたうめき声に激変したことが、逆にそれまで彼女がやった何よりも真実味を帯びている--という再評価につながったのだった。人生とは時に皮肉なものである……。それ以降の彼女は、執筆業を開始したり、スタンダード・ナンバーやキャバレー・ソングを歌ったりするなど「大人」のアーティストとして開花。正当ないちアーティストとして現在も活躍中だ。また最近ではベックやデーモン・アルバーン(ブラー)、ジャーヴィス・コッカー(パルプ)といった若い世代とのコラボレイトでも話題を集めた。
“ルパン三世の峰不二子にモデルがいる”という噂をご存じ? その女性の名はマリアンヌ・フェイスフル! 60年代、その美貌と“天使の歌声”で、歌に芝居にとスターダムに登り詰めながらも、ミック・ジャガーと浮名を流した“堕天使・マリアンヌ”。ドラッグに溺れ、芸能活動から遠ざかっていた時期もある彼女が、あきらめずに歌手活動を続けた後、俳優としても復活を遂げたのが最新映画『やわらかい手』だ。
マリアンヌ扮する中年女性マギーは、難病の孫の治療費を稼ぐため、風俗店で働くことを決意する。その風俗店とは、丸い穴の開いた壁の向こう側にいる男性を手のみで絶頂に導く“ラッキーホール”。しかし、彼女は驚異のゴッドハンドだった!
セクシーでちょいワルのイメージがあったマリアンヌだけれど、キュートで憎めないところって確かに峰不二子っぽい(笑)。モデルの噂は本当なのか、『やわらかい手』の配給元に聞いたみた。
「67年公開の映画『あの胸にもういちど』で、マリアンヌが革のジャンプスーツを着てバイクに乗っている姿が峰不二子と重なり、元ネタ説が出たようです」(クレストインターナショナル 村田さん)
『あの胸にもういちど』は、恋人のもとまでハーレーダビッドソンで駆けつけるというロードムービー。そういえばTVアニメ版「ルパン三世」のエンディングに、不二子がバイクに乗って延々と走るバージョンがあるけれど。じゃあ、やっぱり…?
「実は、元ネタなのかモンキー・パンチさんの事務所に確認したところ、『「ルパン三世」の連載開始は映画の日本公開前なので、峰不二子のキャラクター作りに使ったわけではない』ということでした。ただ、『衣装とバイクに乗る姿を後で参考にすることはあったかも』ということで、完全否定ではありませんでした」(同)
二人のイニシャルはマリアンヌ・フェイスフルと峰不二子。偶然にしてはできすぎだと思うのは私だけ!?
http://moon999.way-nifty.com/blog/2007/07/part3_5428.html