“身体文学ワークショップ2000 in Tokyo”
イッセー尾形の演出をしている森田雄三氏がとんでもないことを言い出した!?
『お前ら、一週間でベストセラー作家にしてやるっ!!』
2000年の2月26日~3月1日までの前半5日間と
3月6日、7日の後半2日間の計7日間については原宿のクエストホールでの集まり、
ワークショップの前半と後半の間、
それからワークショップ終了後2週間の自宅での製作期間を経て作った
うさん臭さたっぷりの小説(!?)。
少なくとも、自分が初めから書きたいと思っていたことはないのは確かでね。
なんでて、最初から何が書きたいってのが全くなかったから。
参加した人がカーペット敷きのだだっ広いホールで大きな円になって、
言葉遊び?ゲームみたいなことをしながら飛び出してきた、
“思いもよらないフレーズ”とか“ピンと来たモチーフ”を
自由に取りあったり好きに変化させてコラージュしていく。
そんな感じで一つの小説を作ってみようという試み。
とりとめもない空間で、わいわい皆でやりながら創作活動をやってみようというね、
大抵の人がイメージする“小説を作る”という行為を
根底から覆してみようっていう実験です。
テーマは“空虚感”
それだけが唯一の縛りですかね。
皆、ゆったりと流れる時間をタップリと贅沢に使いながら、
でも終盤は必至さをにじませながら、作品作りに勤しんでおられました。
途中経過を、何人かの人に見せてもらったり話を聞いたりしたけど、
結構、皆の“地”が出てるようです。
結構ドロドロしてたりいやらしかったり・・・
自分のもそんな感じ。
書いてるときは気持ちいいけど、
後で落ち着いて読み返してみたら
随所に自分の内面がモロに出てたりするわけで
結構本当の自分を見せつけられてるよで辛いときも・・・。
でも参加してると楽しいんやけどね。
端から見てると「何してるの?」って感じやろうと思うけど。
参加者が最大で60人くらいいて、
実際に小説が完成までいったのは何人いるんやろ?
20人はいるんじゃないかと。
ノリノリの人は原稿用紙に100枚以上書いた人もいるとか。
ワークショップの記録と皆が書いた作品は、
森田オフィスの方で冊子にしてくれて4月の末に頂きまして、
時に思いだしたように読み返しては、当時の信じられない出来事を頭の中でぐるぐるまわし、「でへっ」っとしてます。
僕のも載ってるし・・・。
そこで、
お調子者の私は悪ノリして自分が書いた作品をのっけてみたりするんやね。
で、
ところであんたはホントにこのつづき、読むの?
~怪しげな小説を読む~