「サード・アルバム - The Yes Album(1971年)」の発売の時期を指す。シンフォニック・サウンドの導入に否定的だった(と言われている)ピーター・バンクスが脱退し、スティーヴ・ハウが加わった。
ロック・ギターを演奏形態の主軸とするピーター・バンクスに対して、スティーヴ・ハウは多種多様なジャンルのギター演奏が可能である為、結果としてイエスの表現領域は拡大したといわれている。
「サード・アルバム 」は、前2作での緩やかな変化とは明らかに違う急速な進歩が一聴して分かる。全てがオリジナル曲、10分近い大作、組曲形式。変拍子や対位法も盛り込まれ、プログレッシヴと呼ばれる要素が詰まっている。しかし決して難解ではなく、ポップでダイナミック、そして分かりやすいと言われている。
また、前作「時間と言葉」でエンジニアとして関わり、後々までイエスのスタジオ・ワークおよびステージの音響でも重要な働きをする事になるエディ・オフォードが、バンドとの共同プロデューサーとして参加したのも、変化をもたらした大きな要素の一つと考えられる